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書籍『LAメタル・エクスプロージョン 当事者の言葉から紡がれる80'Sヘアメタル誕生秘話』発売

2022/05/16 15:37掲載
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LAメタル・エクスプロージョン 当事者の言葉から紡がれる80'Sヘアメタル誕生秘話
LAメタル・エクスプロージョン 当事者の言葉から紡がれる80'Sヘアメタル誕生秘話
80年代 LAメタル・シーンの全貌を、当事者であるミュージシャンたち200名以上が赤裸々に証言。書籍『LAメタル・エクスプロージョン 当事者の言葉から紡がれる80'Sヘアメタル誕生秘話』がリットーミュージックから6月24日発売。彼らの苦労話から裏話、豪快なロックンロールライフなエピソードなど、当時のLAメタル・シーンの空気感まで感じ取れる一冊。
■『LAメタル・エクスプロージョン 当事者の言葉から紡がれる80'Sヘアメタル誕生秘話』
トム・ボーセジュール (著), リチャード・ビエンストック (著), 中川 泉 (翻訳)

<内容>
80年代 LAメタル・シーンの全貌を、当事者であるミュージシャンが赤裸々に語る!!

80年代前半、ロサンゼルスを発火点に突如現れたLAメタル。毒々しいまでのきらびやかなルックスと耳に残るキャチーなサウンドで、クワイエット・ライオット、モトリー・クルー、ラット、ドッケン、ポイズンといったバンドが成功を掴んだ。そしてその火はアメリカのみならず世界中に飛び火し、ヘアメタル、グラムメタルとして音楽シーンを席巻することとなる――。
本書はそのLAメタルの誕生から最盛期、そしてグランジの隆盛によるシーンの終焉までを、当事者であるミュージシャンたちが余すことなく語った一冊! 彼らの苦労話から裏話、豪快なロックンロールライフなエピソードなど、当時のLAメタル・シーンの空気感まで感じ取れる一冊。
メタルが一番熱かった80年代ロサンゼルス――あの場所、あの時代の、“リアル"がここにあります!

【登場人物(一部)】
カーマイン・アピス、ロブ・アフューソ、マイケル・アンソニー、スティーヴ・ヴァイ、マイク・ヴァーニー、アレックス・ヴァン・ヘイレン、キップ・ウィンガー、オジー・オズボーン、シャロン・オズボーン、カルロス・カヴァーゾ、デイヴィッド・カヴァデール、トレイシー・ガンズ、トム・キーファー、ジョーイ・キャスカート、ロン・キール、アリス・クーパー、フォアン・クルーシェ、マーク・ケンドール、ルディ・サーゾ、ニッキー・シックス、ジーン・シモンズ、マイケル・スウィート、イジー・ストラドリン、スラッシュ、マーク・スローター、デイヴ“スネイク"セイボ、テイミー・ダウン、CCデヴィル、ドン・ドッケン、マイク・トランプ、ティコ・トーレス、デイヴ・ナヴァロ、ヴィンス・ニール、ガナー・ネルソン、マシュー・ネルソン、スティーヴン・パーシー、セバスチャン・バック、フランキー・バネリ、フランク・ハノン、レブ・ビーチ、スコッティ・ヒル、ボー・ヒル、リタ・フォード、ヴィト・ブラッタ、エース・フレーリー、ヌーノ・ベッテンコート、レイチェル・ボラン、クリス・ホルムズ、マイケル・ホワイト、クラウス・マイネ、ブレット・マイケルズ、、ミック・マーズ、ダフ・マッケイガン、デイヴ・メニケッティ、マイケル・モンロー、ジェイク・E・リー、ジョージ・リンチ、ジョー・レステ、リッキー・ロケット、デヴィッド・リー・ロス、ジェイムズ・ロメンゾ、ブラッキー・ローレス、ザック・ワイルド、マイケル・ワグナー、トム・ワーマン
…他、200名以上の関係者が赤裸々に証言!


【目次】

第1章 エヴリバディ
ハリウッドが誇るプッシー・ハント集団の巣窟/時代遅れの音楽/ルビダイナソー・ミュージック/インタビュー:マイケル・アンソニー(ヴァン・ヘイレン)/誰かに最低だと言われなくても、最低じゃないことにはならないんだ/“ロッキン"と韻も踏んでるしね! /濃い青色の髪にハイヒールという連中/ラットン・ロール/クォーターバックをタックルして終わりじゃないぞ――腕も脚も折ってやれ! /イエロー・アンド・ブラック・アタック/あれは男性中心の世界なんだ。マッチョイズムだろうと、なんだろうとね/確かに俺たちはリムジンに乗ったまま祈りを捧げたよ/自分たちがやっていることぐらいわかってるさ、黙ってろ! /よし、わかった。それで、ナイフはどこに?

第2章 フィール・ザ・ノイズ
観客参加型のロック・アンセム/これはうまくいくよ/そのうちに、俺がオジーの仕事を手にして……/何も持っていなかったら、失うものも何もないのさ/サーカスの経営者じゃあるまいし! /俺のダチのアクセルに会ってくれ/最高のパーティーを目指していたよ/信じられないだろうけど、当時のジェイニーにはシャイなところがあったんだ/吐く、気絶する、幻覚を見る、外でセックスをする――誰もがこのどれかをしていたんだ/ヘヴィなギターがあるポップソング/俺はニッキーの鼻もトミーの鼻も折ったし、ミックのことも面白半分に殴ったよ/前のツアーバスには毛ジラミが出たんだ/ジョージとドンはお互いを嫌っていた……本気で憎み合っていたよ/銃とバラ/まずひとつ言っておくけど、俺たちは口紅なんか一度もつけたことがなかったよ! /例のポイズンの件

第3章 ノッケン・デッド、キッド
なんだって? 俺たちのバンドに女を?/女の子たちは、それはもうメロメロになっていたよ/俺たちのことをコケにしたものか喧嘩したものか、みんなもわかってなかったんだ/どうしたらレコード契約を手にできるんだ?/モトリーのような格好をするだけの時代は終わったのさ/ジャンキーであることがカッコよかったのさ/インタビュー:アラン・ニーヴン(ガンズ・アンド・ローゼズ、グレイト・ホワイトのマネージャー)/証拠写真アリ/LAで一番エッチなバンド/フライヤー戦争/監視カメラが当時あったら、ひとり残らずムショ行きだったよ/まるでビートルマニアのようだったよ/ガーデン・ステート・ミュージック/インタビュー:デイヴ“スネイク"セイボ(スキッド・ロウ)/酔っ払ったロックスターがよくやるアレをやっていた/クリス・ホルムズの場面は、スラッシュがやれたんじゃないかって?/自分たちの銀行口座に金が入っていたことも知らなかったね

第4章 ユース・ゴーン・ワイルド
あなたはたった今、キップ・ウィンガーと契約したんですよ! /マイケル・ジャクソンはポイズンの価値を認めたんだぞ/彼にデカい胸をつけたら、ミス・テキサスにも立候補できただろうよ/当時の衣装を見たら、どれもかなり異常じゃないかい?/クジラを助けてもアルバムは売れない。レザーのパンツをはくと売れるんだ/ザ・ネルソンズ宛に小切手を切ってくれ――彼らは準備ができたようだ/インタビュー:リック・クリム(MTVの幹部)/俺たちの言う“アソコが濡れる曲" /こんなこと、毎晩なんて無理だよ/トミー・リーが皿を持ってやって来たけど、彼はそれにクソを載せていた/ボン・ジョヴィ・ジュニア/まるで200匹のグレムリンと一緒に飛行機に乗っていたようなものだった

第5章 ザ・ラスト・マイル
そのトラブルは銃絡みか? それともバット絡みか?/インタビュー:スティーヴ・ブラウン(トリクスター)/初日を終えるや、スコーピオンズは俺たちをツアーから外したがったんだ/チェリーパイのヤツ/インタビュー:ブライアン・ベイカー(ジャンクヤード)/ホワット・カムズ・アラウンド・ゴーズ・アラウンド/西部劇のテレビドラマ『ガンスリンガー』の一場面のようだったよ/ガールフレンドや奥さんが、私たちのツアーに参加するのを嫌がったから/チャチにはみんな、まいってるんだ/ “ファ・アン・ヌー・ノ・ヌー・シュ・アッバ・アッバ"と歌う/観客の半分を失うことになるぞ

第6章 うるせえ、ビーバス
38組のガンズ・アンド・ローゼズ、20組のラット、14組のウォレント……/俺たちは「知るか! 」と言って、電話を切ったよ/ニルヴァーナは誰かのキャリアを終わらせたいなんて、まったく望んでいなかったと思ういきなり放射能を帯びた存在になったんだ

第7章 エピローグ
これこそが俺たちを表しているんだよ