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ボブ・ディランのデビュー60周年を記念した新ビデオ『サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022』公開

2022/05/06 21:22掲載
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ボブ・ディラン 60周年記念ビジュアル
ボブ・ディラン 60周年記念ビジュアル
ボブ・ディラン(Bob Dylan)のレコードデビュー60周年を記念した新たな映像作品『サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022【Subterranean Homesick Blues (2022 Remake)】』が公開されています。

以下インフォメーションより

このプロジェクトには、幅広い分野から多くのアーティストが参加。歌詞を書き込んだキューカードが強烈な印象を残したオリジナル・ビデオからインスピレーションを受け、動的なコラージュを活かした作品に仕上げられている。このビデオ公開と同時に、ディランを象徴するアイテムの一つであるレイバンのウェイファーラーをフィーチュアした双方向型POV体験を可能とするAR(拡張現実)フィルターも発表された。

B.スプリンクスティーン、P.スミス、J.ジャームッシュ、V.ヴェンダースらに加え、日本からは浦沢直樹、みうらじゅんが創作に参加!!

インディペンデントな活動を展開するクリエイティヴ・エージェンシー『イントロ』とソニー・ミュージックのジョシュ・チュースによって制作が進められてきたクリップ「サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022」は、D.A.ペネベイカーが監督した『ドント・ルック・バック』(ディランの1965年UKツアーをシネマ・ヴェリテの手法で記録した画期的なドキュメンタリー作品)の伝説的なオープニング・シーンへのオマージュであり、現代を代表する芸術家、映像制作者、漫画家、ミュージシャン、グラフィック・デザイナーたちが創作した新しい歌詞キューカードが活かされている。ペネベイカーの手になるそのオリジナル・クリップで使われたキューカードは、歌詞に登場する言葉やフレーズを、意図的な綴り間違い、駄洒落、隠しジョークを含めて手書きしたもの。「サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022」では、ジュリアン・ハウス、パティ・スミス、ZEP、ケイ・アダムス、フランシス・カブレル、ヴィム・ヴェンダース、アンソニー・ブリル、浦沢直樹、マイケル・ジュー、ジョン・スクワイア、アザゼル・ジェイコブス、ブルース・スプリンクスティーン、フューチュラ、ノエル・フィールディング、ジム・ジャームッシュ、ボビー・ガレスピー、パリ・ルデゥ、ヴォルフガング・ニーデッケン、みうらじゅん、ケイト・ギブ、ジョナサン・バーンブルック、デイヴ・シュリグリー、エリック・ヘイズらが再解釈し、新たにデザインしたキューカードがフィーチュアされている。

■『サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022』



「サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022」と同時に、ディラン・ファンのために開発されたARレンズ・フィルターがインスタグラムとスナップチャットで使用可能との発表もあった。「サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022」からの10秒間の映像のループを背景に、ディランを象徴するアイテムの一つであるレイバンのサングラスをヴァーチャル試着できるというものだ。

新映像作品「サブタレニアン・ホームシック・ブルース2022」とARレンズ・フィルターは、新たに立ち上げられた『ディラン60』マイクロサイト(https://www.dylan60.com/)で確認することができる。このサイトではまた、オリジナルの歌詞入りキューカードと新たにデザインされたキューカード(それぞれの作者も示されている)、そして、ボブ・ディランの後方でアレン・ギンズバーグとボブ・ニューワースが特別出演しているオリジナル・クリップも公開される。

■『ディラン60』マイクロサイト
https://www.dylan60.com/

1965年発表『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』(ディランにとって、コロムビアでの5作目となるアルバム)からのリード・トラックであり、ファースト・シングルにも選ばれた「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、ディランが本格的にエレクトリック・サウンドを打ち出した時期を代表する曲の一つで初のTOP40ヒットとなっている。画期的な作品で、強い影響力を持つこの曲は、ラップの先駆けとして語られることも多い。また、ディランがカメラを見つめながら、歌詞の書き込まれたキューカードを放り投げ続けていくプロモーション・クリップは、ミュージック・ビデオの歴史のなかで、その礎となった作品と位置づけられている。

ボブ・ディラン・センターは、2022年5月10日、オクラホマ州タルサにオープンの予定。オルソン・クンディグ設計の同センターでは、ボブ・ディランが70年以上にわたって創造し、所有してきた10万点を超す文化的至宝を所蔵、展示。長く聴き継がれてきた名曲の手書きの歌詞草稿、完全未発表の録音作品、未公開のパフォーマンス映像、これまで誰の目にも触れてこなかった貴重な写真、ヴィジュアル・アート作品など、世界でもっとも重要な文化人の一人として歩みつづけてきたその比類なきキャリアのすべてをカバーしたアイテムの数々が揃えられている。

■『ボブ・ディラン・センター』
https://bobdylancenter.com/