HOME > ニュース >

レッチリのチャド・スミス、『Blood Sugar Sex Magik』を録音した“お化け屋敷”に怯えていたという長年の説に反論

2022/04/01 14:49掲載(Last Update:2022/04/01 15:04)
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Red Hot Chili Peppers / Blood Sugar Sex Magik
Red Hot Chili Peppers / Blood Sugar Sex Magik
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)が1991年にアルバム『Blood Sugar Sex Magik』をレコーディングしたのは、霊や幽霊、超常現象で有名な屋敷でした。ドラマーのチャド・スミス(Chad Smith)はバンド・メンバーの中で唯一、その屋敷に泊まらずに、自宅へと帰っていたため、“チャドは家を怖がっていた”と長年言われていました。この長年の説についてスミスが反論しています。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのメンバーはVarietyのインタビューの中で、『Blood Sugar Sex Magik』を振り返っています。

アンソニー・キーディス(Anthony Kiedis)は「マンションに住んで毎日車でスタジオに通う代わりに、ローレル・キャニオンにあるスペイン風の大きな屋敷にスタジオを作って、どれだけ長くかかってもそこに住むことにしようと決めたんだ」「そこに行ってみると、この場所は霊や幽霊、超常現象で有名だとわかったんだ。それが事実であろうとなかろうと、俺たちにとっては大したことではなかった。僕らの唯一の関心事は“この曲を完成させなければならない”ということだけだったんだ」と話しています。

スミスはバンド・メンバーの中で唯一、その屋敷に泊まりませんでしたが、彼はそれが超自然的な恐怖とは何の関係もないと主張しています。

「よく言われることなんだ。“チャドは家を怖がっていた”てね。いや、俺は最初の妻に会ったばかりだったし、一日中つるんでたこのクソ野郎たちと、その後も一緒にいたくなかったんだ!」

フリー(Flea)によると、屋敷の噂は単なる伝説ではなかったという。

「僕は霊媒師じゃないけど、あの家ではいろんなことを感じたよ。動くもの、音、声など、身の毛もよだつようなこともあったね。俺たちはマリファナを吸いすぎて、何かを作り出していたのかもしれない。でも、俺たちの周りには霊がいる。俺たちに記憶や考え、アイデアを与えてくれるものがね。化学物質だけではない。あの家に入ったとき、俺たちは本当にその世界に没頭してしまったんだ」