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トム・ヨークとジョニー・グリーンウッドはクラフトワークと食事をしながら『Computer World』について「究極のオタク・モード」で語り合ったことがある

2022/03/29 14:20掲載
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Kraftwerk / Computer World
Kraftwerk / Computer World
レディオヘッド(Radiohead)トム・ヨーク(Thom Yorke)ジョニー・グリーンウッド(Jonny Greenwood)は、かつてクラフトワーク(Kraftwerk)のメンバーとディナーを共にしながらアルバム『Computer World』についてマニアックに語り合ったことがあるという。「究極のオタク・モードだった」という当時のことを、ジェイソン・ベイトマン、ウィル・アーネット、ショーン・ヘイズのコメディ・ポッドキャスト『SmartLess』に出演した際、語っています。

2人はクラフトワークの大ファンであることを認めています。

グリーンウッドは『Computer World』について「僕たちは、すべての楽器が何であり、そして彼らがそれをどのように使ったかをかなり挙げることができるよ」「彼らは僕らと一緒に南米をツアーしたことがあるんだけど、その時、僕たちは彼らと、とても長い長いディナーを楽しんだんだ。アルバム全体を解剖して、どの楽器が何に使われているのかを一曲一曲尋ねたんだ。究極のオタク・モードだったね」と言い、さらに「僕らは『Computer World』を研究していて、お互いに演奏して、何が起こっているのか、なぜそんなに良いのかを議論しているんだ」とも語っています。

また、グリーンウッドは同じエピソードの中で珍しい楽器へのこだわりについても語っています。

「僕の思春期の妄想はいつも、車で楽器店の前を通ると、中に入って楽器を買えたらいいなと思うことだった」「ギターやキーボードだけを集めるのではなく、どんな楽器でも買いたかったんだ。クラリネットやアコーディオンが買えるとしたら、素晴らしいことだと思わないかい? それが今の僕の人生の流れで、そういうものを集めているんだ。僕にとっては全部テクノロジーなんだけど、中には古いものもある。ピアノはモーグより古いテクノロジーだけど、それでも誰かのアイデアで、音楽を作る方法なんだ」