エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)と
ロバート・プラント(Robert Plant)は楽屋裏の廊下でデュエットしたことがある。プラントは、英BBCのラジオ番組『Desert Island Discs』の中で、レッド・ツェッペリンの他のメンバーと一緒にプレスリーの公演を見に行った際、ライヴの後、彼の楽屋を訪れたときのことを語っています。
プラントは「彼は僕らに話しかけてきて、“サウンドチェックとか、どうやってるんだ”と言った。僕が“レッド・ツェッペリンはそういうことはあまりしないんだけど、新しい機材を試すときはいつでも、エルヴィスの曲を歌いたくなるんだよ”と言うと、彼は“何の曲?”と聞くので“Love Me Tenderだよ”と言ったんだ。それでいろいろ話して、さようならと言ったあと、廊下を歩いていたら、突然声をかけられたので振り向くと、エルヴィスが部屋から出てきて、この曲を歌い始めたんだ。その夜、僕たち2人は究極のパブ・シンガーになったんだよ」