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スティング、ウクライナの人々を支援するために冷戦を批判した80年代の楽曲「Russians」を新たに演奏

2022/03/06 18:09掲載(Last Update:2022/03/25 21:11)
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Sting
Sting
スティング(Sting)は、ウクライナとの国境にあるポーランドの倉庫に医薬品や人道支援物資を送る活動「Help Ukraine」を支援するため、1980年代の東西冷戦をテーマにした自身の楽曲「Russians」を演奏する映像を公開しています。

「Russians」は東西両陣営を批判した反戦ソング。歌詞の中にはオッペンハイマー、ゴルバチョフ、レーガンも登場しています。1985年アルバム『The Dream of the Blue Turtles(邦題:ブルー・タートルの夢)』に収録されています。

スティングは今回、演奏前のメッセージで、こう語っています。

「この曲が作られてから何年もの間、この曲を歌うことはほとんどなかった。この曲が再び意味を持つとは思わなかったから。しかし、一人の男が、平和で脅威のない隣人を侵略するという血なまぐさい、ひどく誤った決定をしたことを考えると、この曲は再び、僕たち人類共通の願いとなる。この残忍な暴政と戦う勇敢なウクライナ人、そして逮捕や投獄の脅威にさらされながらもこの暴挙に抗議する多くのロシア人のために。僕たちは、僕たち全員が、子どもたちを愛している。戦争を止めよう。

ポーランドにあるこの倉庫に輸送された物資は、ウクライナ軍と連携して配送され、最も必要としている人たちに届けられることが保証されています」