HOME > ニュース >

レコード・ストア・デイは いかにして独立系レコード店を救い レコード再興に大きな役割を果たしたのか 15周年記念本発売

2022/02/01 16:20掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Record Store Day: The Most Improbable Comeback of the 21st Century
Record Store Day: The Most Improbable Comeback of the 21st Century
15周年を迎えた「レコード・ストア・デイ(RSD)」の影響をまとめた書籍『Record Store Day: The Most Improbable Comeback of the 21st Century』(訳 レコード・ストア・デイ:21世紀における最もありえないカムバック)が海外で4月12日に発売されます。出版元はRare Bird。

ジャーナリストのラリー・ジャフィーが執筆したこの本は、このイベントがどのようにして世界中の独立系レコード店を救い、今ではブームとなっているレコードの再興に大きな役割を果たしたのかを詳述しています。この物語は、RSDの生みの親、イベントに協力したアーティスト、独立系レコード店のオーナーなど、RSDの中心となった人々の声で語られています。

ジャフィーは、ニューヨークを拠点とするジャーナリストで、ニューヨーク工科大学などで執筆を教えているほか、レコードの復活をテーマにしたカンファレンスシリーズ「Making Vinyl」の共同創設者兼カンファレンスディレクターを務めています。

この本は、RSDの文化的な影響だけでなく、レコードショップ全般にも光を当てることを目的としています。

『Record Store Day: The Most Improbable Comeback of the 21st Century』はハードカバー版とペーパーバック版に加えて、2022年のレコード・ストア・デイ(4月23日)には、ポール・マッカートニー、メタリカ、ビリー・アイリッシュなどのアーティストが全米のレコード店で録音した楽曲を収録したアルバムとセットになったハードバック版の限定Think Indie x RSD + Vinylエディションが海外の一部レコード店で販売されます。