HOME > ニュース >

ニール・ヤング Spotifyから撤退することで年間8670万円を失う可能性 米誌報道

2022/02/01 15:55掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Neil Young
Neil Young
米ビルボード誌の推計によると、ニール・ヤング(Neil Young)はSpotifyから撤退することで、得られるはずだった年間75万4,000ドル(約8670万円)を失うことになるという。ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)も同様の措置を取った場合、年間27万2,000ドル(約3130万円)を失うことになるという。

ニール・ヤングは、Spotifyで配信されているジョー・ローガンのポッドキャスト「The Joe Rogan Experience」が「ワクチンに関する誤った情報を流していること」を理由にSpotifyから自分の音楽を削除しました。ジョニ・ミッチェルやニルス・ロフグレンもニールを支援するために同様の行動を宣言しています。

米ビルボード誌は、複数の情報源から得た情報をもとに、ニールの全世界のストリーミング収入の43%をSpotifyが占めていると計算しました。ニール本人は60%と言っていましたが、それはおそらくプラットフォームでの再生回数を指しているのだろうと指摘しています。Spotifyは競合他社よりも1ストリームあたりの平均支払額が少ないため、金額は低くなります。

ジョニ・ミッチェルは、ユニバーサルミュージックグループが所有する彼女の楽曲の削除に同意したと仮定すると、収入の12%を失うと考えられるという。

ニールの所属するワーナー・ミュージック・グループは削除に踏み切りましたが、UMGは現時点では削除していません。

アーティストのカタログの半分を所有しているビジネスパートナーも、かなりの収入を失うことが予想されます。