HOME > ニュース >

【追悼ミートローフ】ドリーム・シアターのジョーダン・ルーデス、80年代後半に受けたミートローフのオーディションについて語る

2022/01/22 19:09掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Jordan Rudess
Jordan Rudess
ドリーム・シアター(Dream Theater)のキーボード奏者ジョーダン・ルーデス(Jordan Rudess)は、80年代後半にミートローフ(Meat Loaf)のオーディションを受けていました。ルーデスは、ミートローフの訃報を受け、当時の逸話と、トリビュート・パフォーマンス映像を公開しています

「80年代後半、僕はミートローフのオーディションを受けることになった。準備期間は1日程度だった。当時はストリーミングサービスもなく、Googleで楽譜にアクセスすることもできなかったので、ミートローフのCDを何枚か買ってきて、オーディションのために覚えなければならない曲を書き写したんだ。“Bat Out of Hell”やその他のミートローフのヒット曲を何曲か練習して、かなりの準備ができた状態でオーディション会場に入ったよ。 当時、僕はお金に困っていた。この仕事は、ミートローフと彼の素晴らしいバンドと一緒に演奏できるという超クールのものであるだけでなく、必要な経済的支援にもなる。(オーディションは)最高の出来だった。実現しそうだった。

オーディションの後、ミートローフは僕に向かってこう言った。“お前のように才能のある人間が、俺のようなデブのためにオーディションを受けてどうするんだ。お前はカーネギーホールにいるべきで、俺のステージにいるべきではない”。

仕事はもらえなかったけど、それでいい。他にも良いことが起こりそうだったので...。

RIP ミートローフ」