HOME > ニュース >

森田童子の“真実”を伝える初めての書籍『夜想忌 森田童子大全』刊行決定

2022/01/15 17:05掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
森田童子
森田童子
森田童子の“真実”を伝える初めての書籍『夜想忌 森田童子大全』が刊行決定。Pヴァイン/ele-king booksから4月1日(金)発売予定。

関係者へのインタビュー、同時代を歩んだ評論家の寄稿、影響を受けた音楽家などの証言を中心に、ライブの履歴や本人自筆コラム、インタビュー記事などの再録、直木賞作家朱川湊人のオリジナルストーリーなど、360ページにおよぶ本文と、付録CDとして1978年にFM東京で放送されたスタジオライブを収め、森田童子という伝説のシンガーに多角的にせまる構成となっています。
■『夜想忌 森田童子大全』
監修:JOJO広重、三上完太
発行元: Pヴァイン/ele-king books
判型:A5
ページ数:368ページ(予定)
ISBN:978-4-910511-13-9
発売日:2022年4月1日(金)
価格:¥4,378(税込)(税抜:¥3,980)

<内容>
森田童子は、1975年、太宰治の絶筆と同名のファーストアルバム『GOOD BYEグッドバイ』でデビューしたシンガーソングライター。

フォーク全盛期にライブハウスを中心に活動を開始し、いまにも消え入りそうな儚い歌声と、弱さや淋しさを肯定する歌詞の世界観は学生運動に挫折した若者の共感を呼び、いつしか「地下のカリスマ」「地下の女王」などとも呼ばれはじめる。

しかしその活動期間はわずか8年にすぎない。6枚のオリジナルアルバムと1枚のライブアルバムを世に問うた後、1983年12月26日のライブを最後に、森田童子は人前から姿を消す。残されたのは、多くの逸話と伝説。カーリーヘアに色の濃いサングラスという特徴的ないでたち、出身地はおろか、年齢や家族構成など、プライバシーを語らない姿勢も伝説化に拍車をかけた。
歌うのをやめた10年後の1993年にはドラマ『高校教師』の主題歌になった「ぼくたちの失敗」が話題を集めた。楽曲は100万枚に迫る大ヒットを記録するが、森田童子が私たちの前に姿を現すことはなく、さらに25年後の2018年4月に世を去った。

その3年後の刊行となる『夜想忌 森田童子大全』は、多くを語らなかったことで、ときに無責任な言説にもさらされてきた森田童子の“真実”を伝える初めての書籍。関係者へのインタビュー、同時代を歩んだ評論家の寄稿、影響を受けた音楽家などの証言を中心に、ライブの履歴や本人自筆コラム、インタビュー記事などの再録、直木賞作家朱川湊人のオリジナルストーリーなど、360ページにおよぶ本文と、付録CDとして1978年にFM東京で放送されたスタジオライブを収め、森田童子という伝説のシンガーに多角的にせまる構成をとっている。

なお、本書は森田童子さんのご遺族から許諾を得て制作した“決定版”である。
また本書の情報が解禁となりました1月15日(土)はご存命ならば69歳の誕生日でした。

監修: JOJO広重、三上完太
関係者インタビュー: 石川鷹彦、谷山浩子、佐藤信、佐久間順平、竹田裕美子、千代正行、高橋研、松村慶子、麻生静子、市川義夫、島村満博
寄稿: 内田雄一郎、Grimm Grimm、佐井好子、見延典子、高橋伴明、野島伸司、桜井幸子、大森靖子、しーなちゃん(東京初期衝動)――ほか
論考: 笠井嗣夫、TAKU(青い旗の会)、JOJO広重ほか
資料: 本人自筆コラム、全ライブ履歴、ディスコグラフィー、バイオグラフィー
特別企画: 映画『夜想忌』原作小説=朱川湊人、コミカライズ=和田大樹

図版、写真: 未発表を含む、写真多数収載
付録CD: FM東京「サウンドアプローチ」より7曲を収録(1978年4月、目黒パイオニアスタジオにて)