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バッジーのヴォーカリスト/ベーシスト、バーク・シェリー死去

2022/01/11 11:58掲載
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Budgie
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ウェールズのロックバンド、バッジー(Budgie)のヴォーカリスト/ベーシスト、バーク・シェリー(Burke Shelley)が死去。娘のイーラが自身のSNSで明らかにしています。71歳でした。

以下、娘イーラの声明より

「私の父、ジョン・バーク・シェリーが亡くなりましたことを発表することは、大変悲しいことです。今晩(1月10日)、生まれ故郷であるカーディフのヒース・ホスピタルで眠るように亡くなりました。71歳でした。この時期は家族を尊重してください」

彼はここ数十年、数々の心臓病に直面していました。2020年には大動脈瘤と診断されたことを明らかにしていました。また、視力や聴力、関節に深刻な問題を引き起こす可能性のある遺伝子疾患、スティックラー症候群も患っていました。当時、彼はWales Onlineに対し、修復不可能な脊髄損傷を引き起こすリスクがあるため、手術を拒否したと述べていました。

バーク・シェリーは、1967年にウェールズのカーディフで結成されたバッジーの創設メンバーのひとり。他のメンバーはトニー・ボージ(ギター、ボーカル)、レイ・フィリップス(ドラム)で、1970年代初頭にはMCAレコードと契約を結んでいました。

この初期のラインナップは、1971年のデビュー作『Budgie』、1972年の2nd『Squawk』、1973年の3rd『Never Turn Your Back on a Friend』を発表。3rdアルバムには、バンドの有名な曲の1つである「Breadfan」が収録されています。

カルト的な人気を誇っていましたが、1974年の4枚目のアルバム『In for the Kill!』の前にフィリップスがバンドを脱退し、代わりにピート・ブーツが加入。これを機に、グループのラインナップは何年にもわたって変化し続けます。

バッジーは80年代半ばに一旦解散しますが、その後、復活。2010年にバーク・シェリーが大動脈瘤を患って入院するまで、断続的に活動を続けました。