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『ベスト・キッド』の続編ドラマ『コブラ会』はAC/DC「Thunderstuck」を使いたいが価格があまりにも高すぎるため実現せず

2022/01/07 12:50掲載
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コブラ会
コブラ会
AC/DC「Thunderstuck」の使用料は高いようです。映画『ベスト・キッド』の続編ドラマ・シリーズ『コブラ会(原題:Cobra Kai)』は、何年も前から何度もこの曲をエピソードで流したいと考えていましたが、価格があまりにも高すぎるため実現できていないという。『コブラ会』の共同制作者のジョン・ハーウィッツは「僕たちの夢は、AC/DCやボン・ジョヴィ、ガンズ・アンド・ローゼズをノンストップで流すことができるような音楽予算を持つことなんだ」と、Entertainment Weekly誌のインタビューの中で語っています。

ハーウィッツによると、『コブラ会』では空手と同様にサウンドトラックも重要な要素のひとつだという。トレーニングの様子やフィナーレの演出など、重要な場面で適切な曲を見つける努力をスタッフが日々行っています。

これまでモトリー・クルーの「Girls Girls Girls」をはじめ、ポイズン、ラット、ジャーニー、フォーリナー、REOスピードワゴンなどの楽曲を使用してきました。

ハーウィッツは「“Girls Girls Girls”は脚本に書かれていたと思うよ。多くの場合、僕たちは台本に何かを書き込んでいますが、時には金銭的に余裕のないものも書き込んでしまうこともあるんだ。僕たちの夢は、AC/DCやボン・ジョヴィ、ガンズ・アンド・ローゼズをノンストップで流すことができるような音楽予算を持つことなんだよ」と話しています。

またハーウィッツは、今シーズンの第2話の訓練のシーンで、AC/DCの「Thunderstruck」を使用したかったと話しています。

「脚本に“Thunderstruck”と書いてあったんだ。何年も前から何度も脚本に“Thunderstruck”を書き込んできたんだけど、その時はまだお金を払う余裕がなかったし、今すぐに(お金をかけるという)選択をすることはできないんだよ」

結局このシーンは、『コブラ会』の音楽スーパーバイザーであるミシェル・ジョンソンの提案で、同じマッチョ・メタルの雰囲気を持つオーストラリアのロックバンド、エアボーンの「Breakin' Outta Hell」を使用しています。

[source] https://ew.com/