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生まれつき両腕がなく、足の指でフレンチホルンを演奏するホルン奏者フェリックス・クリーザー 英BBCが特集映像公開

2021/12/08 14:19掲載
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The musician who plays the French horn using his left foot - BBC News
The musician who plays the French horn using his left foot - BBC News
生まれつき両腕がなく、足の指でフレンチホルンを演奏する、ドイツ出身のホルン奏者フェリックス・クリーザー。プロの音楽家にはなれないと言われ続けてきたが、それが彼の決意をより強固なものにしたという。現在、イギリスのボーンマス交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれ、今後2年間、同楽団のツアーに参加する予定です。英BBC Newsでは特集映像を公開しています。

4歳でホルンを吹き始め、10代の頃にはドイツの名門音楽学校で学んでいたという。それ以来、尊敬される唯一無二な音楽家として世界中で演奏活動を行っています。

彼はBBCのインタビューの中でこう言っています。

「誰もが“足でやるのは大変だろう”と思っているけど、面白いことに、僕も同じことを考えているんだ。君の指はとても長くて、この長い指でどうやって鉛筆を持つのかが僕には理解できないんだ。だって、調整がとても難しいだろう。人々は、足でフレンチホルンを演奏するのは難しいのかと尋ねるけど、僕はずっと手で演奏したことがないので比較することができない、と答えているんだ」

BBCニュース 特集映像


パフォーマンス映像