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キング・クリムゾンのマネージャー 来日公演のツアーダイアリー更新 「10日後にツアーを開始していたら来日は不可能だっただろう」

2021/11/30 19:39掲載
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King Crimson
King Crimson
キング・クリムゾン(King Crimson)のマネージャー/プロデューサーであるデヴィッド・シングルトンは、バンドの来日公演のツアーダイアリーを更新。その中で、日本が11月30日午前0時から、世界のすべての国や地域を対象にビジネス目的などの外国人の新規入国を原則停止したことについても触れています。

「昨日、初めてサービスリフトではなく、公共のリフトを使わせてもらい、ジョギングに出かけました。名古屋に着いてからは、街を歩いたり、お城を訪れたり、バブルティーを買ったりしました...。ささやかな楽しみです。

私たちが手に入れた自由は、同じ日に発表された日本の国境閉鎖という劇的なニュースによって、いくぶん弱められた。今回のツアーが、もし10日前に始まっていたら不可能だっただろうと思うと気が重くなる。というのも、チームの一人が、以前に発症した新型コロナウイルスのPCR検査に失敗していたからだ。その後回復した。また、10日後にツアーを開始していたら、日本が海外からの入国を禁止しているため、不可能だっただろう。どうやら、アメリカで私たちに付き添ってくれた善良な妖精は、まだ私たちと一緒にいるようだ。

街中で宝くじを買う人たちの長蛇の列に加わるべきなのだろうか。

この2つのツアーを企画したときには、まさか“パンデミック中のツアー”の先陣を切ることになるとは思ってもいなかった。それどころか、パンデミックは沈静化しつつあると言われていた。私たちがこのようなの立場に置かれているのは、他の多くの企業が選択した来年への延期という選択肢がなかったからではないでしょうか。そして、現在必要とされている無限のプロトコルと格闘することを厭わないチームがあったからです。このバンドは、単に並外れたバンドではなく、並外れたスタッフを集めているのです。この話はまた別の機会に」

デヴィッドはまた東京公演2日目のサウンドチェック写真を投稿しています