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ロバート・プラント、レッド・ツェッペリン「天国への階段」著作権裁判について振り返る

2021/11/23 14:16掲載
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Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
Led Zeppelin / Led Zeppelin IV
ロバート・プラント(Robert Plant)は、英BBCラジオに出演した際、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)「Stairway to Heaven(邦題:天国への階段)」が盗作だとして訴えられた著作権裁判について振り返っています。

この裁判は、ロサンゼルスのバンド、スピリット(Spirit)のギタリストだった故ランディ・カリフォルニア(本名:ランディ・ウルフ)の遺産相続代理人が、「Stairway to Heaven」のオープニングのギター部分はスピリットの楽曲「Taurus」(1968年作)を盗作したものだと主張し、著作権の侵害に当たるとして訴えたことから始まりました。2014年から続いていた著作権争いは2020年にレッド・ツェッペリン側の勝訴で終結しています。

BBCのインタビュアーが「“Stairway to Heaven”のために米国の法制度を経験することになりましたね。どうでしたか?かなりの日数が続きましたね」と尋ねるとプラントはこう答えています。

「何ができるのか?ただ、そこに座っているしかなかったよ。陪審員の真向かいに座って、陪審員を見ないで、誰も見ないで、ただ8時間そこに座っていなければならなかった。

音楽をやっているけど、音楽的なことについては何もコメントできない。僕はただ歌うだけだからね」

Q:まあ、あなたが歌詞を書いたのですから、それは論争にはなっていなかったと思います。

「同じコード進行を持つ曲は無数に数え切れないほどあるので、とても残念なことだし、誰にとっても不愉快なことだったよ」

Q:米国では陪審員を選ぶための手続きを行います。レッド・ツェッペリンのファンではない人を探す必要があったのでしょうか?

「そうだね、僕たちが部屋に入ってきたときに、興味を持った数人は除外されいたよ。そのうちの一人は“パパ!”と叫んでいた。恐ろしいことだよ」

Q:レッド・ツェッペリンの話を聞くと、ロックンロールのライフスタイルなど、いろいろな意味でやりすぎたのではないでしょうか。

「まあ、いろいろ聞いたことがあるけど、残念ながら、当時その場にいなかったから、まったくわからない。この世で最悪なのは伝説だよ。だって、こんなに面白いゲームはないからね」。

Q:時々、それに応えなければならないと感じますか?

「からかっているの? 昼寝でもすれば」