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ジョニ・ミッチェル『ブルー』特集 レコード・コレクターズ12月号』発売 チャーリー・ワッツ追悼特集も

2021/11/04 19:52掲載
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レコード・コレクターズ2021年12月号
レコード・コレクターズ2021年12月号
『レコード・コレクターズ12月号』の特集は「ジョニ・ミッチェル『ブルー』」。現在のシーンにも影響を与え続ける『ブルー』の魅力について、改めて考察する。このほかの特集は、「R.E.M.『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』」と「追悼 チャーリー・ワッツ」。11月15日発売
■『レコード・コレクターズ2021年12月号』
11/15発売

<内容>

【特集】 ジョニ・ミッチェル『ブルー』

カナダ出身のジョニ・ミッチェルは女性シンガー・ソングライターの代表的存在であり、彼女の多くのアルバムの中でも、1971年にリリースされた『ブルー』は音楽的にも内容的にも特に評価の高い一枚として知られています。ジョニの仕事を深掘りするアーカイヴス・シリーズの第2弾が発売されるこの機に、現在のシーンにも影響を与え続ける『ブルー』の魅力について、改めて考察してみたいと思います。

■ 愛と自由の対立に苦悩しながらの旅と恋愛の日々(五十嵐正)
■ 金延幸子インタヴュー〜とにかく『ブルー』から一番影響を受けたんじゃないかな(除川哲朗)
■ [アンケート]私と『ブルー』(アン・サリー、石橋英子、岡田拓郎、桜井芳樹、鳥居真道、直枝政広、中村まり)
■ 恋人たちとの蜜月と別離を経て『ブルー』で表現されたものとは(高橋健太郎)
■ ジョニ・ミッチェル『ブルー』のことば(細馬宏通)
■ 『ブルー』全曲ガイド(青山陽一)
■ レア音源を多数含む活動初期4年間の成果を凝縮した5枚組(萩原健太)
■ カヴァー・ヴァージョン紹介(渡辺亨)


【特集】 REM『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』

1981年にデビューすると、『カレッジ・メディア・ジャーナル』などで注目の的となったR.E.M.。88年のメジャー・レーベル移籍を機に、彼らの人気は世界規模となり、89年からスタートしたワールド・ツアーは長期に及びます。ツアーによる疲弊を避けるために以降はアルバム制作に専念しますが、久々となる95年のツアーは度重なるメンバーの健康トラブルに見舞われ、ビル・ベリーがバンドを離れる要因となりました。4人で最後に作った名作『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』の25周年を祝しての特集です。

■ 不測の事態を乗り越えた末に全米2位/全英1位を記録した4人での最終作(赤尾美香)
■ 『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ[25周年記念エディション]』解説(松永良平)
■ 『ベスト・オブ・REM・アット・ザ・BBC』解説(遠藤哲夫)
■ ハイレゾCDで聴くREM(武田昭彦)


【特集】 追悼 チャーリー・ワッツ
■ 世界最強のロック・バンドを支えたドラマーの功績をふりかえる(寺田正典)
■ チャーリー・ワッツ名演選(犬伏功、増村和彦)
■ ローリング・ストーンズ最新ツアー・リポート(稲葉光俊)


□ シカゴ
『シカゴ・アット・カーネギー・ホール』の完全版が8公演を収録したCD16枚組で登場(伊藤秀世)
□ プロコル・ハルム
近年の再発盤に収められた発掘音源はもちろん初CD化曲までも含んだ決定版8枚組(藤井貴之)
□ エマーソン・レイク&パーマー
ライヴ音源を集大成した7枚組ボックス “Out Of This World" とカール・パーマーが語る全盛期の活動(石川真一)
□ オアシス
25万人を動員した歴史的イヴェントのライヴ盤および映像作品が登場(山口智男)
□ Masterpieces Revival Series ポップ・パンク編
パンクの影響を受けて90〜00年代に生まれた多彩な作品が再発(行川和彦)
□ 萩田光雄
日本の音楽界を代表する編曲家の仕事を集大成した5枚組ボックス『音の魔術師』(ガモウユウイチ)
□ 高中正義
シリーズの歴史を網羅した『虹伝説BOX─40th Anniversary Deluxe Edition─』とレアな音源をまとめた7枚組(金澤寿和)
□ ブライアン・ウィルソン
代表曲をピアノで再構築した新作から見える稀代のメロディ・メイカーが本当に語りたかったこと(谷口雄)
□ エア・サプライ
日本盤シングルとPVで辿る“ペパーミント・サウンド"人気絶頂期の歩み(片島吉章)
□ ジェイク・シマブクロ
インタヴュー〜ウクレレ界の俊英が16組のアーティストと共演した新作『ジェイク&フレンズ』(真保みゆき)
□ ピンク・フロイド
発掘音源や新録音なども駆使してよりコアに迫ったサウンドに再構築された『鬱』(松井巧)
□ ジューダス・プリースト
50年の歴史を閉じ込めたCD42枚組の豪華ボックスと半数近くが未発表ライヴ音源のハイライト盤が登場(杉原徹彦)
□ ピカレスク・オブ・ブレーメン
80年代のプログレ・ファンを惹きつけ、振り回した岩手出身のバンド初期3作品が紙ジャケット化(坂本理)


REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
*今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
*ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
◆インフォ・ステーション……ニュース、書評など
◆[連載]ミュージック・ゴーズ・オン〜米山ミサ(柴崎祐二)/ブリティッシュ・ロックの肖像(富岡秀次)/スティーヴ・クロッパー・リメンバーズ(稲葉光俊)/アロング・ア・ロング・バケイション(湯浅学)/ヴィクター・ハーバートから夢綴るロスト・アメリカーナ(高橋健太郎)/大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録/ちょっと一服(コモエスタ八重樫)/DJフクタケのゆるみっくす7"/ウィ・ヒア・ニュー・サウンズ(武田昭彦)/赤岩和美の海外盤DVD&Blu-rayロック映像情報/初盤道(真保安一郎)/和久井光司のアナログ奇聴怪会/Legendary LIVE in U.K.(写真=イアン・ディクソン)