HOME > ニュース >

ピンク・フロイドのシド・バレットが所有したYAMAHAの12弦アコースティック・ギター 310万で落札

2021/10/29 11:18掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Syd Barrett's guitar and his nephew Mark Barrett
Syd Barrett's guitar and his nephew Mark Barrett
ピンク・フロイド(Pink Floyd)の創設メンバーであるシド・バレット(本名:ロジャー・キース・バレット/Syd Barrett)が所有したYAMAHAの12弦アコースティック・ギターがオークションに出品され、19,920ポンド(約310万円)で落札されています。

オークションはケンブリッジのCheffins社で行われ、落札者はフランス在住のオンライン入札者とのこと。

出品したのは、シド・バレットの甥であるマーク・バレット(57歳)。落札予想価格の5,000〜10,000ポンドのほぼ2倍の価格で落札され、収益はメンタルヘルスの慈善団体「マインド」と、英ケンブリッジシャーにあるホスピスに均等に分配されます。

マーク・バレットによると、1974年にケンブリッジのヒルズ・ロードの家が売却された後、このギターは、シドの兄で、マークの父であるアラン・バレットのもとに保管されていました。マークの父はシドの死後、「その後の3回の家の引っ越しの間、ギターを保管し続けた」そうで、「最終的に僕に渡した」とマークは語っています。

マークはシドについて「残念ながら、叔父のロジャーとは知り合いになりたくてもなれなかったんだ。彼は晩年は世捨て人だったから」と話しています。

シドは、今回オークションにかけられる12弦ギターについて、1971年の米ローリング・ストーン誌のインタビューで語っていました。

米ローリング・ストーン誌より
「彼はギターを出して、『Madcap』に収録されている“Love You”の新しいヴァージョンをかき鳴らし始めた。“昨日のうちに作っておいたんだ。ずっといいと思うよ。新しい12弦ギターなんだ。慣れてきたところだよ。昨日、磨いたんだ”。YAMAHAのギターだった」

このオークションでは、シドが亡くなる数ヶ月前に描かれたものだという絵画も当初出品されていましたが、オークション前に取り下げられています。水彩画と鉛筆で描かれたこの作品のタイトルは「Still Life With Lemons And Green Bottles」で、彼が人生の最後の30年間を過ごしたケンブリッジのマーガレット・スクエアにある自宅で発見されました。