キャロル・キング＆ジェイムス・テイラー　2010年＜Troubadour Reunion Tour＞のドキュメンタリー映画　制作決定

キャロル・キング（Carole King）とジェイムス・テイラー（James Taylor）が2010年に行った＜Troubadour Reunion Tour＞に焦点を当てたドキュメンタリー映画『Carole King & James Taylor: Just Call Out My Name』が制作決定。この作品は米CNNで初放送され、HBO Maxが配給を担当します。

監督は、多くの大作映画のプロデューサーであり、最近は音楽ドキュメンタリー監督として活躍しているフランク・マーシャル。彼は2020年にはビージーズ（Bee Gees）のオフィシャル・ドキュメンタリー『The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart』を手がけて、好評を博しています。

キャロル・キングとジェイムス・テイラーは50年来の友人。1970年にウェストハリウッドの有名なクラブ「トルバドール」で一緒に演奏し、2007年には同じ会場で50周年記念公演を行い、その3年後の2010年には＜Troubadour Reunion Tour＞と題して、世界各地のアリーナで公演を行っています。今回のドキュメンタリーでは、この2010年のツアーの様子を記録しています。

マーシャルは声明の中で「私は生涯にわたって2人の音楽を聴き、演奏してきましたので、この非常に才能豊かな2人の友人による特別なリユニオン・コンサートを（映画に）まとめることができたことは、私にとって特に意味深いことであり、とても光栄なことです」と述べています。

またドキュメンタリーでは、1970年から2010年までデュオのすべてのライヴに同行したダニー・コーチマー（Danny Kortchmar）、ラス・カンケル（Russ Kunkel）、リー・スクラーが、キャロル・キングとジェイムス・テイラーとともにこのドキュメンタリーのためにインタビューを受けています。

『The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart』の公開時期は発表されていませんが、すでにいくつかの撮影が今年行われています。