2021年11月12日、英ロンドンのアビー・ロード・スタジオは創立90周年を迎えます。1年間の記念行事の一環として、11月の2回の週末(11月13日、14日、20日、21日)、同スタジオのスタジオ・ツーが一般公開され、世界で最も象徴的なレコーディング・スタジオの過去、現在、未来を探る特別講義<ABBEY ROAD LECTURES〜90 Years of the Most Famous Studio in the World(アビー・ロード講座〜世界で最も有名なスタジオの90年の歴史)>が行われます。
通常、アビーロードは一般公開されていませんので、この有名な建物の中に入り、音楽の歴史が作られる現場を見ることができる貴重な機会です。
今回のトークでは、このレコーディング・スタジオの誕生から、部屋、機材、録音技術、エンジニアがどのように変化し、音楽界で最も有名な録音の本拠地であり続けているのかを説明します。
講義を担当するのは、プロデューサーでありミュージシャンでもあるケヴィン・ライアンとブライアン・キーヒューです。彼らは、ビートルズの名作アルバムを制作するために使用されたスタジオの機材やテクニックをまとめた本『Recording The Beatles』著者でもあります。ケヴィンとブライアンは、この本を執筆するにあたり、EMIのアーカイブに深く入り込み、アビー・ロードの歴史の中で隠されていた魅力的なエピソードを明らかにしています。
■「ABBEY ROAD LECTURES」公式ページ
https://www.abbeyroad.com/lectures