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表紙特集はChar 『Player 11月号』発売

2021/10/01 13:57掲載(Last Update:2021/10/01 13:58)
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Player 2021年11月号
Player 2021年11月号
雑誌『Player 11月号』の表紙特集はギタリストのChar。今回はCharのデビュー45周年、そして最新オリジナル・アルバム『Fret to Fret』のリリースを記念して、40ページ以上に及ぶ特大ボリュームでCharの魅力をスクープする。10月1日(金)発売。

以下インフォメーションより

■『Player 2021年11月号』
10月1日(金)発売

<内容>
■THE VINTAGE FILE
1956 FENDER Stratocaster

■Vintage Guitar Gallery
1913 GIBSON F-4

■ZOOM UP
Char /おおはた雄一 / 芳野藤丸(AB'S)/ MR.PAN(the NEATBEATS)

■Musician's Photo Card
Char / 横浜銀蝿40th/ 羊文学 / ReN

■COVER STORY
Char 45th Anniversary Special  
16年ぶりのオリジナル・アルバム『Fret to Fret』 
 日本を代表するギタリスト、Charが今年デビュー45周年を迎えた。さらに16年ぶりとなる最新オリジナル・アルバム『Fret to Fret』が9月29日にリリースされる。このアルバムの最大のトピックと言えるのが、『Char』(1976年)、『Char 2 Have a wine』(1977年)、『THRILL』(1978年)というデビューからの3作品に参加した二人のメンバーが全面参加していることだろう。日本を代表するアレンジャーでありデビュー前からの盟友でもある佐藤準(key)と、海外でのデビューを見据えてアメリカで探し当てたメンバーの一人であるロバート・ブリル(ds)と生み出すサウンドからは、まさに初期作品の瑞々しさと気心知れたメンバー同士だからこそ生み出せるメロウ&スリリングな世界観を提示しており、Charの新たなマスターピースに相応しい内容である。
今回はCharのデビュー45周年、そして最新オリジナル・アルバム『Fret to Fret』のリリースを記念して、40ページ以上に及ぶ特大ボリュームでCharの魅力をスクープしていきたい。

内容について:
・Char 3万字 最新ロングインタビュー
・『Fret to Fret』ディスクレビュー
・Char Guitar & Equipment
・『Fret to Fret』参加メンバー インタビュー
  佐藤準/ロバート・ブリル/澤田浩史
・リスペクト・インタビュー / We Love Char !
  鮎川誠/奥田民生/佐橋佳幸/土屋昌巳/Dr.kyOn/
  NAOKI(LOVE PSYCHEDELICO)/
  根本要/野村義男/Maica_n/森園勝敏/Rei
・Char』『THRILL』リリース時のアーカイヴ・インタビュー















■HARDWARE SPECIAL
ZEMAITIS SPECIAL Part.8 RON WOOD ゼマイティス・ギターの全てを愛した男
ロックンロールの歴史に刻まれたイギリスの栄光
 「ゼマイティス・スペシャル 第8弾」は、ローリング・ストーンズのギタリスト、ロン・ウッドとゼマイティス・ギターのストーリー。エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ロニー・レーンなど、1960年代末にゼマイティス・ギターと出会い、その有無を言わせない強烈な存在感とサウンドに魅せられ、すっかり虜になったギタリストは少なくない。ローリング・ストーンズのロン・ウッドもそんなギタリストの一人である。彼はザ・フェイセズから始まり、ストーンズ、ソロ活動に至まで、半世紀以上に亘りゼマイティス・ギターを愛用している。ゼマイティスの魅力を広くアピールしたという意味では、正しく「筆頭のゼマイティス・ギタリスト」と言える。ロンとゼマイティス・ギターにまつわる逸話は数えきれない程あるが、それらの中から知られざるインサイド・ストーリーをいくつか紹介しよう!

■HARDWARE SPECIAL
情事玻璃尊 諸行無常のギター・コレクション 50+
 中学生時代にビートルズに魅せられ、さらにジョージ・ハリスンの精神世界と、本職である宗教家としての世界観とに共通項を見いだした情事氏は、いつしかジョージのギター・ワールドの中に、自らが進むべき道を見いだした。そして、リスペクトするジョージが求めたギターと同じギターを求め、ギター探しの長い旅が始まった…。振り返ってみれば、何とギター80本、ヴィンテージ・アンプ20台、ヴィンテージ・ペダル類数十個と、膨大なジョージ機材コレクションを所有。この特集は、そんな情事氏のマニアックなギター・コレクションとインタビューを紹介する。浄土にいるジョージも「アッ!」っと驚く、情事玻璃尊氏の「諸行無常のギター・コレクション!」。ディープな世界へ、ようこそ…。

■SPECIAL FEATURE
『 IMMORTAL AXES 』
人生までも写し出すロックなギター写真集[第2弾]
 2013年末『108 ROCK STAR GUITARS』というタイトルのユニークなギター写真集がアメリカで発売され、ギターファンの間で話題となった。ユニークというのは、内容が108人の有名ロック・ギタリスト達の愛器を大判サイズの美しいピンナップとして紹介しているのだが、その持ち主であるギタリスト本人の写真やインタビューなどは掲載されておらず、登場するのはギターのみ。しかも、写真集を制作したのはリサ・ジョンソンというベテラン女性フォトグラファーである。彼女は、自分のライフワークとして、世界中のロック・ギタリスト達の愛器を長年撮り続けている。この特集は、先日発売されたリサ・ジョンソンのギター写真集の第2弾『IMMORTAL AXES Guitars That Rock』の紹介。

■HARDWARE SPECIAL
Blackstar ID:CORE V3
ストリーミング配信でも大活躍! 次世代多機能アンプ
 多彩なサウンドと優れた機能性を実現したデジタル・ギター・アンプ、ブラックスター ID:COREが最新のV3バージョンへと進化した。本格的で幅広いサウンドやPCやスマホと連動することで、自宅での練習からレコーディング、ライブストリーミングまで様々な場面で対応する多機能アンプに仕上がっている。今回は基本的な機能から、新たに加わった機能の解説、さらにギタリスト/コンポーザー/エンジニアのMasahiro “Godspeed” Aokiによる試奏レポートをお届けしよう。

■INTERVIEW & MORE
Mary's Blood
約2年半振りのオリジナルアルバム『Mary's Blood』。セルフタイトルの時点でバンドの並々ならぬ意欲が伝わってくる。プロデューサーに久武頼正を起用。SAKIの7弦ギターが炸裂する「Without A Crown」を筆頭に、その中でもEYEが歌謡曲テイストも盛り込んだ「Umbrella」、MARIが書いたキャッチーながらもスピーディなドラミングが聴きどころの「Be Myself」、RIOによる遊び心もたっぷりの「ignite」など、メンバー全員がソングライティングに取り組んだバラエティにとんだロックナンバーがズラリ。ヘヴィメタルをテーマにしつつも、ステレオタイプなイメージだけに終始しない器量もまたメアリーズブラッドらしい。ソングライティングやアレンジ、プレイに関して、撮り下ろし取材で4人を直撃!


■INTERVIEW & MORE
おおはた雄一
 シンガーソングライター おおはた雄一が2年ぶり通算10作目となるオリジナル・アルバム『Rhythm Motif』をリリースした。弾き語り三部作を経て、今作は8年ぶりとなるバンド・サウンドによるアルバムとなった。芳垣安洋(ds)、伊賀航(b)、細海魚(key)に加えて、エンジニア/バック・ボーカルにシンガーソングライターの笹倉慎介を起用し、さらに笹倉のプライベート・スタジオでレコーディングが行われた。今作は<音>を重心を置いて作り上げており、昨年映画が公開されたザ・バンドからの影響、短期間のセッションが生み出した緊迫感のある演奏、そして情感溢れる歌詞の世界やコロナ禍に対するメッセージと、言葉とサウンドが見事に調和したアルバムに仕上がっている。この最新アルバムについてのインタビューと機材レポートをお届けしよう。

■ Reach Up
AB'S(芳野藤丸×岡本郭男)
 芳野藤丸(g,vo)、松下誠 (g,vo)、岡本郭男(ds,vo)らを擁するAB’S。とりわけAB’Sが素晴らしいのはオリジナルアルバムを作り続ける姿勢だ。名作と名高いデビューアルバム『AB’S』(83年)を筆頭に80年代を駆け抜けたAB’Sだが、実は2003年にオリジナルメンバーで再結成後は、多少のメンバーチェンジなどはありつつも、独自のペースで活動を展開中で、断続的に新作もリリースしてきた。2005年には『New』、2007年には『Blue』をリリース。これらもまさにAB’Sならではの洗練されたバンドサウンドとコーラスワークがたっぷり。さらに昨年にも最新作『AB’S-7』を生み落としている。昨今のアナログレコードブームやシティポップブームも追い風に、元気な姿を見せているAB’Sより芳野藤丸、岡本郭男に語ってもらった。

■Reach Up
横浜銀蝿40th
 結成40年を迎え、嵐、翔、TAKU、そしてJohnnyのオリジナルメンバー4人による再編が叶った横浜銀蠅40th。期間限定再結成を1年延長、さらにはまさかのニューアルバム『ぶっちぎり249』を完成させた。「昭和火の玉ボーイ」で幕を上げて、おなじみ「ツッパリ High School Rock_n Roll」は在宅自粛編で収録。各メンバーのヴォーカルをフィーチャーしつつ、Johnnyの煌びやかなツインリードが光る「Pappaparira Partyだ!」、TAKUの存在感たっぷりのベースプレイが圧巻の「ごめんね BABY」、そしてコロナ禍の心情を歌い上げたロッカバラード「逢いたくて 逢いたい」の翔のソウルフルな歌いっぷりも見事。単にオマージュで終始するわけではなくて、ソングライターとしての個々の才覚、ロックンロールをベースにしつつ圧倒的なオリジナリティを擁したバンドサウンドを放つ様は実に見事である。個人的にはJohnnyにはずっとギターを弾き続けて欲しいのだが…『ぶっちぎり249』を作り上げた4人に迫った。

■Reach Up
羊文学
 塩塚モエカ(vo,g)、河西ゆりか(b)、フクダヒロア(ds)の3人からなるオルタナバンド、羊文学がコンセプチュアルな新作EP『you love』をリリースした。“家”や“帰る場所”をテーマに紡がれたサウンドはシンプルながらも繊細で美しく、「白河夜船」ではメンバー各々の家の周りの環境音を楽曲に採り入れるなど、そのテーマ性に沿ったアイデアも面白い。塩塚による抜群のソングライティングも光る作品である。今回、メンバー全員の撮り下ろし取材が実現した。最新作に迫る。

■Reach Up
OKAMOTO'S
 OKAMOTO'Sはこのコロナ禍でもコンスタントに作品を発表しているイメージがあるが、オリジナルアルバムのリリースは実に約2年8ヶ月ぶりになるそうだ。今年に入り連続配信リリースしてきた楽曲を含む全17曲を詰め込んだ新作『KNO WHERE』のタイトルや収録曲に込めた思いをメンバー4人全員に語ってもらった。単刀直入に言えばこのアルバムを携えた上で、これからのOKAMOTO'Sのバンドとしての歩みが楽しみでしかないという思いを抱かせる作品だ。インタビューで出てくる“多面性”という言葉の通りのアルバム内容で、彼らにはこんな引き出しもあったのかと感心しつつ最新の海外も含めた音楽シーンに敏感でもあるからこそ生み出せている楽曲たちが並んでいると感じる…。         

■Reach Up
ReN
 ループステーションと共にアコギ1本でステージに立つシンガーソングライター・ReN。9月8日に3枚目となるアルバム『ReNBRANDT』をリリースした。“雲間から差す光のように、聞いてくれる人の希望になってくれたら”との思いで、雲の切れ間から差し込む光を表すレンブラント光線をタイトル名に込めた。UK注目の女性シンガー、メイジー・ピーターズとのコラボレーション「One Last Try (feat.Maisie Peters)」やONE OK ROCK・Takaとハーモニーを響かせる「Rainbow (feat .Taka)」といった歌唱の素晴らしさの他にも、彼が自分と向き合って描けた詞の世界や仲間たちと共に多彩なチャレンジをして生まれたサウンドなど聴きどころ豊富な全11曲だ。この新作を引っ提げ10月半ばからスタートするツアーのリハーサル現場にお邪魔して彼のループステーションも撮影させてもらいつつ、たっぷり語ってもらった。                           

■The Live
SCOOBIE DO +吾妻光良 & The Swinging Boppers / かりゆし58 / FINLANDS

■Rei's MAPLE LEAF RAG「美人は3日で飽きる」
シンガーソングライター/ギタリスト Reiのコラム 第21回目!

■NEW PRODUCTS
PRS GUITARS McCarty 594 Singlecut Joe Walsh Limited Edition / HERITAGE Custom Shop Core Collection H-150 Dark Cherry Sunburst / GIBSON CUSTOM SHOP 1959 ES-335 Vintage Natural Ultra Heavy Aged / MICHAEL KELLY GUITARS Custom Collection 50 Striped Ebony / HERITAGE Custom Shop Core Collection H-150 Dark Cherry Sunburst / SADOWSKY MetroLine 24-Fret Modern Bass 4st Limited Edition 2021 / J.ROCKETT AUDIO DESIGNS Clockwork Echo / AGUILAR DB 599

■VINTAGE GUITAR ARCHIVE
1969 FENDER Mustang 新しいロック・ファンに向けたフェンダーからのプレゼント
 1969年、フェンダーのマスタング及びマスタング・ベースにライン装飾を施したスペシャル・モデルが加わった。このコンペティション・マスタングの初期モデルはマッチング・ヘッドストック仕様で、その中でもオレンジ・カラーは生産本数の少ないレア・アイテムとなっている。今回はこのギターをフィーチャーし、その細部にまで迫っていく。

■連載記事
アキマツネオ・二井原実・KENJI SUZUKI・吾妻光良・GUITAR RESEARCH・Music With You!(ReN)・くりっぱーとろにくす/0からはじめるギタリストのためのシンセサイザー