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『北の国から』40周年記念 現代人に響く名セリフをまとめた書籍「『北の国から』黒板五郎の言葉」発売

2021/09/19 23:28掲載
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『北の国から』黒板五郎の言葉
『北の国から』黒板五郎の言葉
ドラマ『北の国から』放送40周年記念。現代人に響く黒板五郎(田中邦衛)の名セリフをまとめた書籍「『北の国から』黒板五郎の言葉」が幻冬舎から10月8日発売。黒板五郎が過ごした20年の日々を、名場面と名セリフで追体験する1冊。
■「『北の国から』黒板五郎の言葉」
倉本 聰 (著), 碓井 広義 (編集)

<内容>
金なんか望むな。倖せだけを見ろ。
そして謙虚に、つつましく生きろ。

我々が生きるべき“座標軸"を示した奇跡のドラマ『北の国から』放送40周年記念。
田中邦衛氏演じる黒板五郎が過ごした20年の日々を、名場面と名セリフで追体験する1冊。
「夜になったら眠るンです」
「人には上下の格なンてない。職業にも格なンてない」
「人を許せないなンて傲慢だよな」
「男が弱音をな――はくもンじゃないがな」
「疲れたらいつでも帰ってこい 息がつまったらいつでも帰ってこい」
「男にはだれだって、何といわれたって、戦わなきゃならん時がある」
「お前の汚れは石鹼で落ちる。けど石鹼で落ちない汚れってもンもある」

黒板五郎は決して饒舌ではない。むしろ無口な男だ。しかし、五郎が発する言葉だけでなく、度々の沈黙の奥にも、語り尽くせない喜び、悲しみ、悔しさ、そして愛情が溢れている。そこに込められた、家族と周囲の人たちに対する熱い気持ちは普遍的なものであり、古びることはない。(「おわりに」より)

1981年10月にスタートして82年3月末に全24話で放送を終えた『北の国から』と、83年〜2002年に放送された8本のスペシャル全話からピックアップした、現代人に響く黒板五郎の名セリフ。

<著者について>
倉本聰 脚本家・劇作家・演出家
1935年東京都生まれ。東京大学文学部美学科卒業。主な作品に『赤ひげ』『勝海舟』『前略おふくろ様』『北の国から』『昨日、悲別で』『風のガーデン』『やすらぎの郷』ほか。

碓井広義 メディア文化評論家
1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。81年テレビマンユニオンに参加、その後2020年まで上智大新聞学科教授。著書『少しぐらいの嘘は大目に―向田邦子の言葉』、『倉本聰の言葉―ドラマの中の名言』、『テレビの教科書』(PHP研究所)ほか。