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ガンズのスラッシュ&元ジューダス・プリーストのK・K・ダウニング、メタリカ『ブラック・アルバム』について語る

2021/09/11 19:36掲載
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Metallica / Metallica
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ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)スラッシュ(Slash)と、元ジューダス・プリースト(Judas Priest)K・K・ダウニング(K.K. Downing)が、メタリカ(Metallica)の『ブラック・アルバム』こと『Metallica』について語っています。米SPIN企画。2人はこのアルバムに敬意を表してこうコメントしています。

■Slash

「メタリカのすべてのアルバムは、ハードロック/メタルのレコードコレクションには欠かせないものだと思う。彼らはその音楽スタイルの頂点であり、そのスタイルやサウンドに革命を起こした最初のバンドのひとつだ。『ブラック・アルバム』は、彼らの名を知らしめる形で渡り歩き、音の完全性、曲作り、態度を維持しながらそれを達成した。彼らは、自分たちの特徴的なスタイルを活かして、普遍的に受け入れられ、なおかつ最高にクールなアルバムをレコーディングした。これは並大抵のことではなく、メタリカのようなアーティストはやりたがらないことかもしれない。しかし、このアルバムで彼らはそれを実現したんだ。『ブラック・アルバム』のレガシーは永遠に生き続けるだろう」

■KK Downing

「どのバンドにも、そのキャリアを通じて特徴的なアルバムがあると思う。他のアルバムが信頼できない、素晴らしいものではないというわけではないが、いくつかのアルバムは飛び抜けていて、それを否定することができないものだ。『ブラック・アルバム』はそれを起こそうと作られたものではない。誰もがそれに惹かれ、愛するからこそ、自然に起こるんだ。

優れた楽曲と素晴らしいメロディーのコレクションだ。人々が自分の解釈や演奏を望むようなアルバムだ。例えば、オーケストラが演奏したり、YouTubeのファンが変わった楽器やピアノ・ヴァージョンで解釈をしたりしている。このアルバムから素晴らしいメロディーが生まれ、世界中のさまざまな国の人々の解釈によって、曲がさらに有名になるんだ。これだけ多くの素晴らしいメロディーと曲が揃っていれば、このアルバムは自然にメタリカの作品の中で傑出したものになることは間違いない。

熱心なファンは、(アルバムが)彼らが慣れ親しんだ生々しさではないという事実に慣れるのに少し時間がかかったと思う。しかし、時間の経過とともに、バンドがこれらの曲を演奏しているのを何度も見ていると、初期の曲にぴったりと合うようになってくるんだ」

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.spin.com/featured/metallica-black-album-turns-30/