HOME > ニュース >

日本の洋楽シーンを牽引したレジェンド、折田育造が死去

2021/09/06 17:23掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
折田育造
折田育造
日本の洋楽シーンを牽引したレジェンドのひとり、元・ポリドール代表取締役社長の折田育造が死去。79歳でした。

1965年、大学卒業と同時にレコード会社に入社。レッド・ツェッペリン、クリーム、CSN&Yらを日本に広め、70年代にはフラワー・トラベリン・バンドの海外進出や、ドゥービー・ブラザーズ、イーグルス、クイーン、加藤和彦“ヨーロッパ3部作”なども担当した。

レッド・ツェッペリンの当時の日本での担当で、「胸いっぱいの愛を」など印象的な邦題を生み出したことでも知られている。

折田育造は1941年11月生まれ。65年3月に慶応義塾大学経済学部卒。65年4月に日本グラモフォン入社、アトランティック・レコード担当のほか、69年からは邦楽も手がけた。70年にはワーナー・パイオニアに入社。83年から邦楽を担当、86年に邦楽部長、88年に洋楽部長として多数のアーティストを手がけた後、89年にWEA ミュージック、91年にワーナー・ミュージック・ジャパン、95年にポリドールの社長を歴任し、2001年に退任した。

書籍『アトランティック・レコードを創った男 アーメット・アーティガン伝』の日本語版を監修した