Led Zeppelin (Image: © Dick Barnatt / Redferns (Getty Images))
レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の50周年を記念したオフィシャル・ドキュメンタリー映画『Becoming Led Zeppelin』が、ベネチア国際映画祭にて9月4日にプレミア上映され、ジミー・ペイジが出席しています。また、初のティーザー映像がYouTubeで公開されています。
監督はバーナード・マクマホン。マクマホンは、アメリカで発展した音楽の歴史、録音音楽の歴史などにフォーカスしたドキュメンタリー『アメリカン・エピック(American Epic)』の監督として知られています。
この映画では、バンドの初期から、1970年に『Led Zeppelin II』がビートルズの『Abbey Road』を抜いてアメリカのビルボード・アルバム・チャートの頂点に立った瞬間までをカバーしています。制作陣はバンドに前例のないアクセスが与えられています。
この映画には、
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)、
ロバート・プラント(Robert Plant)、
ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)の3人の新たなインタビューも含まれます。また
ジョン・ボーナム(John Bonham)の貴重なアーカイブ・インタビュー、未公開のアーカイブ映像や写真、バンドの音楽や彼らのサウンドを作り上げた他のアーティストの音楽も登場します。ボーナムのアーカイブ・インタビューは、ボーナムがオーストラリアのジャーナリストにインタビューされた際のもので、1年がかりで探し出した貴重なものだとのこと。また、AP通信の報道によると、この映画には「バンドの初期のアメリカとイギリスでのコンサートの未公開映像」も含まれています。
マクマホンは以前にこの作品についてこう述べています。
「『Becoming Zeppelin』は、誰も作ることができないと思っていた映画だ」「このバンドは流星のごとくスターの座にのし上がったが、ほとんど記録されていなかった。世界中を徹底的に探し、何年もかけて映像と音声のアーカイブを修復することで、この物語はついに語られることになったのです」。
上映時間は137分で、プレミア上映後、一部の批評家からは「長すぎる」という不満の声が上がっています。
この映画の公開日はまだ決まっていません。