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デイブ・グロールは豪州ツアー中に親子ダンスパーティーのために片道15時間以上かけて地元に帰ったことがある その際、食中毒にもなる

2021/08/16 02:04掲載
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Dave Grohl
Dave Grohl
フー・ファイターズ(Foo Fighters)デイヴ・グロール(Dave Grohl)は、オーストラリア・ツアーの最中に1日だけ休みを貰い、親子ダンスパーティーに参加するためにシドニーから地元ロサンゼルスに飛行機で戻り(片道の飛行時間:約15時間)、パーティー参加後に急いでオーストラリアに戻ってコンサートを行うというハードな旅をしたことがあるそうです。その際、ひどい食中毒にもなり、ハードな旅がよりハードな旅となったという。

デイヴは、ブリンク182のマーク・ホッパスがホストを務めるポッドキャスト「After School Radio」に出演した際、当時のことを振り返っています。

この計画は、デイヴとフー・ファイターズのツアーマネージャーであるガス・ブラントが思いついたそうです。

2人は、アデレードのステージを終えた後、車に乗って空港に行き、そのまま飛行機でシドニーに向かいます。そこから3時間の乗り継ぎ時間を経て、カリフォルニア州ロサンゼルス行きの飛行機に乗り、自宅まで送ってもらって2時間ほど寝た後、学校のダンスパーティーに直行しています。

「5年前だったかな、子供たちを父娘のダンスに連れて行くために、オーストラリアから飛行機で1日だけ戻ってきたことがあるんだ。その時、みんなに“ごめん、パースのスタジアムはキャンセルしてくれ、俺はこの仕事をしなければならないから”と言ったんだ。

このダンスに行ったとき、子供たちは俺がそこにいることを気にも留めていなかったよ。子供たちは“オーケー、パパ。バイバイ”だってさ。このまま飛行機に戻って、オーストラリアに着いてから4時間後にはショーがあるんだよ。ばかばかしい話だよね」

このハードな旅は後半、さらにハードになっていきます。

「オーストラリアに戻る飛行機に乗ったとき、俺は“ワインを1本飲んで寝てしまおう。15時間寝てやる。素晴らしいな”と思った。でも、それから3、4時間後に“ああ、神様、誰かにお腹を刺されたような気がする”となったんだ」

結局、デイヴは食中毒になり、激しい寒気に襲われ、「その後8時間はトイレにこもっていた」というほどひどい状態になってしまいます。

デイヴは客室乗務員から税関カードを渡され、その中には当時世界的にウイルスが蔓延していたエボラ出血熱に関する質問も含まれていました。

「カードには“吐き気、下痢、発熱、寒気などの症状がありますか?”と書かれていたので“ああ、俺はエボラ出血熱だと思われて、エボラ出血熱の人たちと一緒の部屋に入れられて、エボラ出血熱に感染して、オーストラリアの空港で死ぬんだな”と思ったよ」

幸い、デイヴはエボラ出血熱に感染していなかったので、無事に税関を通過することができました。しかし、その日はオーストラリアでのコンサートが控えていたため、ギネスを一気飲みして神に命を救ってくれるようお願いして準備をしました。すべてが終わった後、デイヴはベッドに倒れ込んで6時間眠り、ツアーが終わったのですぐにロサンゼルスに飛んで帰ったそうです。