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ブライアン・メイ、ソロ活動のきっかけとなったフレディが亡くなる前に交わした2人の会話を振り返る

2021/08/14 18:53掲載
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Brian May, Freddie Mercury
Brian May, Freddie Mercury
クイーン(Queen)ブライアン・メイ(Brian May)の1stソロ・アルバム『Back To The Light』に収録されている「Driven By You」はフレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)のお気に入り曲でした。ブライアンはこの曲をフレディにプレゼントするつもりでした。ブライアンはフレディが亡くなる前に交わした2人の会話を、Planet Rockのインタビューの中で振り返っています。それはソロ活動のきっかけとなったものでした。

「僕は当時、“Driven By You”という曲が出来ていて、それをフレディが気に入っていたので提案してみたんだ。“これを歌いたいか?”って。

すると彼は言った“ブライアン、君の歌は最高だよ。君がどこへ行こうとしているのかはわかっているよ。僕はもうそんなに長くここにはいないから、君はこのことを、ばつが悪いと思っているはずだ。君はソロのキャリアを準備しなければならないが、ここから始めるのがいいだろう”。

フレディがソロ・アルバムを出すことを認めてくれたようなもので、僕が外に出て自分の仕事をするきっかけを与えてくれたんだ」

またブライアンは続けて、こう話しています。

「フレディがいなくなると、それはもうひどいものだった...。

僕はただ消えてしまいたかった。ロジャー(テイラー)に聞いても同じことを言うと思うよ。僕たちは、ただそれに対処することができなかった。前に進むための唯一の方法は、クイーンを否定し、そこから離れて、その悲しみは計り知れないものだったので、そのことを話さないようにすることだった。

クイーンは僕たちの人生のすべてであり、家族だった。映画『ボヘミアン・ラプソディ』で見られるように、いろいろなことがあったけど、根本的な真実は、僕たちは家族だったということです」