Billy Idol / The Roadside EP
ビリー・アイドル(Billy Idol)は、7年ぶりの新作としてEP『The Roadside』を9月17日発売。リリース元は新たに移籍した
ジョージ・ハリスン(George Harrison)設立のレーベルDark Horse Records。
新曲を収録した作品のリリースは、2014年のスタジオ・アルバム『Kings & Queens of the Underground』以来。
このEPからのファーストシングル「Bitter Taste」のミュージックビデオが公開されています。この曲は、1990年のバイク事故で1年近く歩けない状態になったことを振り返ったもので、新型コロナウイルスのパンデミックの中で録音されました。
「Bitter Taste」には、アイドルの長年のコラボレーターであるギタリストである
スティーヴ・スティーヴンス(Steve Stevens)が参加しており、EPはブッチ・ウォーカーがプロデュースしています。
アイドルはこの曲についてこう述べています。
「(パンデミックの間)誰もがより内省的な気持ちになっていたと思う。だから、俺のバイク事故について書くことは、とても論理的で自然なことだと思ったんだ。確かに、バイク事故はカタルシスであり、目覚めの瞬間でもあった。あの道端には俺の一部が残されている。しかし、それは必ずしも悪いことではなく、目を覚ますきっかけになったんだ。もしかしたら、あの道端で俺は不敬な若き日のビリーを捨て、より気配りのできる父親、そして、より繊細な音楽家への扉を開いたのかもしれない」
また、Dark Horse Recordsのダニー・ハリスンはアイドルの移籍についてこう述べています。
「ビリー・アイドルをDark Horse Recordsのファミリーに迎え入れることができて、これ以上の喜びはありません。ビリーは伝説的な存在であり、彼の音楽はダーク・ホースの個性にこれ以上ないほどマッチしています。僕は彼の音楽をずっと愛してきたので、この新しい音楽を僕たちの歴史あるレーベルから提供できることは大変な名誉です」
■『The Roadside』
01. Rita Hayworth
02. Bitter Taste
03. U Don’t Have To Kiss Me Like That
04. Baby Put Your Clothes Back On