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デヴィッド・バーンのプレイリスト企画 8月のテーマは「スキャット」 「ドゥーワップ」を中心に紹介

2021/08/02 16:04掲載
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David Byrne
David Byrne
デヴィッド・バーン(David Byrne)がお気に入りの音楽を毎月テーマを決めて紹介するプレイリスト企画『David Byrne Presents』。8月のテーマは、意味のない音(例えば「ダバダバ」「ドゥビドゥビ」「パヤパヤ」等)をメロディーにあわせて歌う「スキャット」。「ドゥーワップ」を中心に紹介しています。

デヴィッド・バーンは今回のプレイリストについて以下のようにコメントしています。

「なぜ私たちは、ポップ・ミュージックにおいて意味のない音が好きなのでしょうか? 今回のプレイリストでは、いわゆる“ドゥーワップ”の曲を多く取り上げましたが、このテクニックを使った電子音楽やアフリカ系の曲もたくさんあります。ドゥーワップとは、1940年代に生まれたアフリカ系アメリカ人のアートです。当時、バンドを組む余裕がない場合、バックシンガーがこの音節を繰り返すことで、ハーモニーとリズムの両方を提供することができました。意外かもしれませんが、意味のない音がフックになることが多く、曲の最も印象的な部分にもなります。私たちが一緒に口ずさむのは“sha-la’s”や“bop-shoo-bops”が多いですね。驚くほどキャッチーで、もちろんアフリカ系アメリカ人のコミュニティを超えて、アフリカやキューバにまで広がっています(ヴォーカルグループのLos Zafirosをチェックしてください)」

約100分の音源が公開されています。