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ラットのスティーヴン・パーシー 癌との闘いについて語る 「共有する時が来た」

2021/08/02 11:48掲載
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Stephen Pearcy
Stephen Pearcy
米ハードロック・バンド、ラット(Ratt)のヴォーカリストであるスティーヴン・パーシー(Stephen Pearcy/65歳)は最新インタビューの中で、3年間の肝臓がんとの闘病生活について語っています。

「今はすべてが順調だよ。儀式に参加して、いろいろなことを監視しているんだ。健康に気を配りながら、骨折や膝、ブドウ球菌感染など、本当にこんなことを自分に課している」

「なぜ自分がここにいるのかわからない。しかし、この地上での一日一日、一分一秒に感謝している。なぜなら、俺たちの仲間は皆、消えていくように見えるから。それはとてもつらいことだが、しかし、それはコントロールされている。本当に罪悪感を感じるようになるまでは、この話をしたくなかったんだ」。

スティーヴンは、自分が癌であることを「血液検査で知った」と明かしています。

「俺は肝炎だったんだけど、その後、別の検査を受けたときに“あなたにはちょっとした癌がある”と言われた。そうすると、世界が変わるんだよ。それでも、罪悪感を感じるまでは、表に出す必要はないと思っていた」

「“すごいな、俺は何人かの人を助けることができるんだ”と思った。血液検査を受けてください。自分を大切にしてください。肝炎になっても、簡単に癌化してしまうので、できれば癌にならないようにしてください。そして今、俺は“自分の体を大切にしてください”と提唱している。これは俺にとって少し個人的なことだが、それを共有する時が来たと感じたんだ」。

スティーヴンによると「癌の摘出手術の結果もわからないまま、手術の9日後に旅に出た」という。彼はまた「何かに没頭していると夢中になる。でも、いつまでこの仕事をしていたいかということも考えなくてはならない。他のこと、つまり人生のことを考え始めるんだ」とも付け加えています。