ジェームス・ブラウンの遺産をめぐって長らく続いていた紛争がようやく決着　和解が成立

ジェームス・ブラウン（James Brown）の遺産をめぐって長らく続いていた紛争がようやく決着。AP通信によると、ブラウンの遺族の代理人であるデヴィッド・ブラック弁護士は、7月9日に和解が成立したことを確認しています。合意の詳細は明らかにされていません。

ブラウンが2006年のクリスマスに亡くなって以来、遺産相続は紛争となっており、さまざまな人々が権利を主張し、何年にもわたって何十件もの訴訟がありました。裁判所はこの遺産について500万ドルから1億ドル以上の価値があると推定しています。

この争いは、ブラウンの遺体をどうするかにまで及んでいます。遺族たちは2カ月以上も遺体をめぐって争い、ブラウンの遺体は金色の棺に入れられたまま、葬儀場の冷蔵倉庫に置かれていました。最終的に、ブラウンはサウスカロライナ州のビーチ・アイランドにある娘の家に埋葬されました。

米ビルボードによると、ブラウンの子供や孫の数人が、彼の900曲の著作権に関する解約権を分け合うことになりそうだという。