ドリーム・シアター　公式ブートレグシリーズ第4弾はメタリカ『Master of Puppets』の全曲演奏ライヴ盤

プログレッシヴ・メタルの王者ドリーム・シアターが、ライヴ、デモ、スタジオ・アウトテイクなどの秘蔵音源を公式ブートレグとして6月よりリリース開始した“Lost Not Forgotten Archives”（＝忘るまじ喪失音源集）シリーズ。その第4弾は、メタリカの最高傑作とも評される1986年のアルバム『メタル・マスター』（原題：Master of Puppets）の全曲カヴァーを収めたライヴ・アルバム『マスター・オブ・パペッツ〜ライヴ・イン・バルセロナ2002』。日本は海外より2日先行となる9月15日（水）に発売されることが決定した。

ドリーム・シアターの当時のツアーでは、同じ会場で2夜連続公演がある際には、2日目に彼らが愛聴する他のバンドの名盤を全曲演奏するというユニークな企画をセットリスト後半に組み込んでいた。本作は2002年2月19日のスペインはバルセロナ公演より、『メタル・マスター』全曲演奏パートを収録。本家のメタリカがギター2本のところをギターとキーボードという編成の彼らが果敢に挑んだ極めてレアな記録で、普段演奏していないレパートリーとは思えぬほどの正確無比なプレイは驚異的ですらある。かつて自身のレーベルYtsejamレコーズより生産限定で発売していたが、このたび最新マスタリングと新アートワークによって待望の復刻となった。日本盤は高品質Blu-spec CD2仕様。

このブートレグ・シリーズは、未発表のアーカイヴ音源や、かつてリリースされた作品の最新マスタリングと新アートワークによる復刻CDに加え、初アナログLP化、初のデジタル配信で構成され、向こう数年間にわたって定期的にリリースされていく予定。