オールマン・ブラザーズ・バンド50周年記念特別公演＜The Brothers＞　ライヴ・アルバム3時間半が全曲公開

オールマン・ブラザーズ・バンド（The Allman Brothers Band）の50周年を記念して最終ラインナップが再集結した特別公演＜The Brothers＞（2020年3月10日　米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン）。この公演の模様を収めたライヴ作品『The Allman Brothers/March 10, 2020/Madison Square Garden/New York, NY』のオーディオ版（全25曲／約3時間21分）がストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。

この作品は海外で7月23日発売。CDは4枚組、DVDは3枚組、Blu-rayは2枚組です。

当日は、最終ラインナップの存命メンバーであるジェイモー（Jai Johanny "Jaimoe" Johanson）、ウォーレン・ヘインズ（Warren Haynes）、デレク・トラックス（Derek Trucks）、オテイル・バーブリッジ（Oteil Burbridge）、マーク・キニョーネス（Marc Quinones）が参加し、さらにデュアン・トラックス（Duane Trucks）、リース・ワイナンズ（Reese Wynans）、そして特別ゲストのチャック・リーヴェル（Chuck Leavell）も加わっています。

最終ラインナップのうち、グレッグ・オールマンとブッチ・トラックスは亡くなっています。またオリジナル・ラインナップのディッキー・ベッツ（Dickey Betts）は参加を求められましたが、米ローリングストーンズ誌によると「事前に約束があった」ため参加を断っています。

彼らがステージに立ったのは2020年3月10日、新型コロナウイルスのパンデミックでライヴが事実上停止する数日前でした。

彼らはキャリアを振り返る2つのセットを披露しています。