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エリック・クラプトン、入場時にワクチン接種の証明を要求する英国のコンサート会場では公演を行わないと発表

2021/07/22 10:36掲載
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Eric Clapton
Eric Clapton
エリック・クラプトン(Eric Clapton)は、入場時にワクチン接種の証明を要求する英国のコンサート会場では公演を行わないことを発表しています。

この声明は、英国のボリス・ジョンソン首相が最近発表したメッセージを受けたもので、ナイトクラブなど大勢の人が集まるイベント会場では、来場者にワクチン接種の証明書の提出を求める必要があるとしています。

クラプトンは「2021年7月19日(月)に英国首相が発表したことを受けて、私も名誉ある発表をさせていただきます。差別されている観客がいるステージでは、私は演奏しません」と述べています。

この声明は、ロンドン在住の建築家であり、反ロックダウン活動家であるRobin Monotti Graziadeiによって発表されました。クラプトンは、「すべての人が参加できるような配慮がなされない限り、私はショーを中止する権利を有します」と述べています。

また、クラプトンは、英国からの移住を検討していることを示唆しています。先月のインタビューでは「家族をイギリスから引き離すことを強く考えたよ。私たちはどこか他の場所に住み、どこか別の場所で始めようと思っている」と述べていました。

クラプトンはこれまでにも、Graziadeiを通して物議を醸すような意見を伝えてきました。今年の初めには、アストラゼネカ社のワクチンを接種した後に経験した「激しい反応」について詳しく述べています。「手足は凍りつき、感覚も麻痺し、熱もあり、2週間はほとんどダメだった」「もう二度と演奏できないのではないかと思った。私は末梢神経障害を患っており、針に近づくべきではなかった」と述べていました。

クラプトンは別の場所では演奏する予定です。9月には米国で短期間のライヴを行います。また、来年の春にはヨーロッパでの公演が予定されています。