ジョン・メレンキャンプが最初のヒット曲を出した時　面識のないビリー・ジョエルから突然電話　「君の新曲が大好きだよ」

ジョン・メレンキャンプ（John Mellencamp）が最初のヒット曲を出した時、面識のないビリー・ジョエル（Billy Joel）から突然電話がかかってきたという。「君の新しいシングルが大好きだよ」ということを伝えるために。メレンキャンプはラジオ番組で「決して忘れないよ」と当時のことを振り返っています。

米ラジオ番組『The Howard Stern Show』は2017年に放送したメレンキャンプのインタビューの映像をYouTubeでアーカイブ公開しています。

メレンキャンプは「突然、電話が鳴って、それが彼だったんだ。どうやって僕の電話番号を知ったのかはわからない。僕はその頃、インディアナ州ブルーミントンの小さな小さな家に住んでいました。突然、電話が鳴って、彼は“やあ、ビリー・ジョエルだよ”と言ったんだ」と話しています。

この時点で、ジョエルは音楽界で卓越したシンガーソングライターの一人としての地位を確立していました。

メレンキャンプは当初、電話の向こうにいるのがジョエルであることを疑っていましたが、すぐにジョエルであることを確信したという。

「彼は“君の新しいシングルが大好きだよ”と言ってくれた」とメレンキャンプは振り返り、「決して忘れないよ」と話しています。

その後、2人は友人となります。

メレンキャンプは、ジョエルからの電話の意味を忘れずに、その後は、自分が感動した音楽を作った他のアーティストには必ず連絡を取るようにしたという。

メレンキャンプは、「他の人に電話してもらったり、僕が他の人に電話したりしたことがある」といい、具体的なアーティストにボブ・ディラン（Bob Dylan）を挙げました。「彼は僕に電話をかけてきた」と言い、ディランの電話は「そのレコードは最悪だよ、ジョン」と言うためだけのものだったとジョークを交えて語っています。