HOME > ニュース >

ロックダウン中 音楽は英国人の健康を維持するために重要な役割を果たした 最新調査結果

2021/07/18 19:24掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland: UK
United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland: UK
英国の音楽業界を代表する団体UK Musicは、世論調査機関Public Firstが実施した新しい調査結果を発表。

それによると、ロックダウン中、大多数の英国人のストレスを軽減する上で、音楽は不可欠な役割を果たしたという。

この調査は、2020年3月に音楽業界が閉鎖されてから実施された最大規模のもので、新型コロナウイルスのパンデミックの中、音楽が英国人の生活においてどのような役割を果たしたのかを調べるために企画されました。

1,000人以上の成人に質問した結果、74%の人が「音楽は生活の質を高めるために重要である」と答え、39%の人が「この1年間で音楽の重要性は増した」と答えています。

また、ロックダウン中に音楽を聴くことで、57%の人が心の健康を安定させることができたと回答。効果がなかったと答えた人はわずか14%でした。

さらに、42%の人がいつもより多くの音楽を聴いたと答え、31%の人が不安を感じたときに音楽を聴いたと答えました。また、56%の人が、気分が落ち込んだときに気分転換として音楽を利用すると答えています。

UK Musicの最新データによると、ロックダウン中に約100万人の大人が楽器を手にしたという。

今後について、成人の43%が今年にライヴやフェスティバルに行くことに興味を示しています。3分の2の人は、2020年にコロナウイルスが流行する前と同じか、それ以上の数のライヴに参加する予定だという。また18歳から24歳の若者のうち、38%がパンデミック後に最も楽しみにしていることの一つとして、音楽フェスティバルやライヴに行くことを挙げています。

今回の調査では、45%の人が新型コロナウイルスの影響による財政的な面でコンサート会場の存続の可能性について懸念を示しています。