ブラック・サバス(Black Sabbath)の
トニー・アイオミ(Tony Iommi)は1975年アルバム『Sabotage』について、ジャケット・カヴァーアートは「ひどい」と思っており、また風変りな歌詞は「オジーは自分が何を歌っているのかわかっていなかった」と最新インタビューの中で話しています。
News in 24の取材に応じたアイオミは、インタビュアーが「『Sabotage』の歌詞は、他のアルバムよりもさらに変ですね」と言うと、こう答えました。
「歌詞の90%はギーザー(バトラー)が書いていた。彼は想像力が豊かなんだ。でも作曲段階のリハーサルではオジー(オズボーン)が頭に浮かんだ言葉を何でもいいから歌い始めるということもあった。それがギーザーのインスピレーションとなり、ギーザーがそれを整理してくれたんだ」。
インタビュアー:オジー・オズボーンは、今でも自分が何を歌っているのか理解できないと告白していますが?
「(笑) そうだね、そんなこともあったかもしれない。スタジオでは、ギーザーがオジーに歌詞を渡して、オジーをそれを見て“えーと、これは何のこと?”と言うこともあった」
インタビュアー:「Symptom of the Universe」のリフはまさに古典です。どうやって思いついたのですか。
「何の前触れもなく。運がいいときもあって、どこからともなく出てきて、弾き始めたら他の人がついてきたんだ」
インタビュアー:『Sabotage』のジャケットは史上最も醜いものの一つと言われていますが...。
「僕もそう思うよ!ひどい!カヴァー写真の撮影だとは知らなかった。ただ、今日は写真を撮らなければならないと言われただけだった。
誰もちゃんとした格好をしてなかった。特にビル(ワード)はひどいズボンを履いていた。彼は妻にパンストを貸してくれないかと頼んだ。そして、それがレコードジャケットになってしまった。本当に災難だった!」