ブリタニー・ハワード　リミックス・アルバム『Jamie Reimagined』 から２曲公開

今年3月行われた第63回グラミー賞において5部門ノミネートされ、見事「ステイ・ハイ」で最優秀ロック・ソング賞を受賞したブリタニー・ハワード。自身初のソロ・アルバム『ジェイミー』収録曲を気鋭の個性派アーティストたちがリミックスした新作を7月23日リリースする。タイトルは『ジェイミー・リイマジンド/Jaime Reimagined』。現在公開中のボン・イヴェール・リミックス等４曲のリミックスも収録したフル・アルバムで、チャイルディッシュ・ガンビーノやコモン、ジョージア・アン・マルドロウ等の名前もクレジットされている。

ブリタニー・ハワードはこの新プロジェクトについて次のようにコメントを寄せている。

「アルバム『ジェイミー』の制作は本当に楽しかった。たくさんの異なるジャンルの音楽を探求することができたのだから。ルールなんてなかった。今度のリイマジネーション企画も、そう。すべての音楽界の素晴らしいアーティストたちが私の曲をこんなにも素敵に、オリジナルとは違う形で解釈してくれてとても嬉しく光栄に感じています」

それぞれのアーティストからコメントも到着。

・リトル・ドラゴン　　
「ブリタニーの声は感情やエネルギーに満ち溢れていて本当にインスパイアされる。ブリタニーがこのヴァージョンを気に入ってくれてハッピーだし、彼女の素晴らしい芸術性にふれる事が出来てとても幸せです。」

・バッドバッドノットグッド
「ずっとブリタニーのファンだったけど、なかなか知り合うチャンスがなくて。ようやく今回つながったよ！彼女の比類なき歌声とソングライティングのスタイルはまさに唯一無二のもの。オリジナルの「トゥモロー」は、独特の浮遊感に満ちたサウンドだったから今回リミックスにあたり方向性を決めるのに悩んだけど、この驚異のヴォーカルに新たなコンテクストをプラス出来たらと思ったんだ。このプロジェクトに参加できて光栄で、なにより皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです」

昨年9月から多彩なアーティスト陣によって再創造された4曲のリミックスが順次公開されている。ボン・イヴェールによる「ショート＆スウィート」、アトランタ出身新鋭ヒップホップ・デュオ=アースギャングの「ゴート・ヘッド」、「13thセンチュリー・メタル」マイケル・キワヌーカ・リミックス、フレッド・アゲイン＆ジョーイ・アノニマスによる「ステイ・ハイ・アゲイン」が現在デジタル配信中だ。マイケル・キワヌーカは2020年マーキュリー・プライズを受賞、フレッド・アゲインはブリット・アワード受賞プロデューサーであり、ここにクレジットされた独自の世界感を持つアーティストたちの名を見るにつけ現在の音楽シーンにおけるブリタニー・ハワードの存在感、影響力の大きさを再認識させられる。アラバマ・シェイクスのリード・ヴォーカル/ギタリストとして多忙を極めたブリタニー・ハワードが、1人の人間として自分をさらけ出して発表したソロ・アルバム『ジェイミー』。1曲1曲に込められた力強いマニフェストが、装いもあらたに世界に響きわたる。