俺たちは名前を考えていた。そこで俺は、ステージ上では言えない“F”ワードをバンド名にするのはどうかと言った。最初のアルバムは“F It”となる感じで“It”と名付け、2枚目のアルバムは“F You”となる感じで“You”、3枚目のアルバムは“F Us”となる感じで“Us”と名付ける。僕たちは“ああ、いいね。どうかな?と言って笑い始めた。そして、彼が半分本気だったかどうかはわからないけど、ポールは“そうだ、俺たちのことをKISSと呼ぼう”と言った。俺たちは“うわぁ、うわぁ、うわぁ、うわぁ。何て言ったんだ?” そして、俺たちはそれをすぐに手に入れた。すべて自然に起こったことだ。マーケティング会社もない。それが何であるかさえも知らなかった。KISS...そう、地球上の誰もが知っているものだ。 kiss of death(死の接吻)、the kiss of life(人工呼吸、起死回生)、その他もろもろ、普遍的なものだ。だから、ちょうどいいと思ったんだ」。