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エスペランサ・スポルディング 新曲「Formwela 4 feat. Corey King」のミュージックビデオ公開

2021/06/11 13:50掲載
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Esperanza Spalding
Esperanza Spalding
エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)は新曲「Formwela 4 feat. Corey King」をリリース。ミュージックビデオが公開されています。

この曲は先月オレゴン州ポートランドの「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」(Songwrights Apothecary Lab) で、コラボレーターのコーリー・キングとともに制作。アルペジオのアコースティック・ギターとデュエット・ヴォーカルをフィーチャーし、愛する人との間で言いにくいことを話す能力を高めたいというニーズに応えた楽曲。



以下インフォメーションより

エスペランサは、今年4月にソングライツ・アポセカリー・ラボを立ち上げ、「Formwela 1」「Formwela 2」「Formwela 3」という組曲を発表。この組曲は、パンデミックによってもたらされた悲しみや孤独を癒すために作られたもので、ウェイン・ショーター、Phoelix、ラファエル・サディークなどのミュージシャンが参加している。

ラボでは、ソングライターが治療に関する実践や知識を、どのように自分のプロセスや制作に有意義に取り入れることができるかを探求しており、NYタイムズの特集記事をはじめ、Vogue、Pitchfork、KCRWなどでも紹介され今注目を集めている。

ラボで制作された楽曲は、プラスチック製のCDやポリ塩化ビニール製のレコードではなく、それぞれのフォームウェラが意図する治療効果や使用方法を具現化するために共同でデザインされた機能的なオブジェとともに販売される。これらのオブジェクトの売り上げは、ラボの継続的な実験と共有のための資金となるとのこと。

「Formwela 4」では、青い耳の形をしたアイロンパッチが予約販売されている。この耳を手に持って、必要なことを言う練習をするためのものだという。セーターの袖口やリビングのカーテンの継ぎ目、枕カバーなど、アイロンを使ってすぐに手が届く場所に貼り付け、必要なことを言う練習をしたり、優しく打ち寄せる海の波打ち際で青く輝く完璧な包容力を想像しながら、この耳に向かって言葉を発する練習をしたりするのも良いかもしれない。

エスペランサは、6月12日にRiver To Riverフェスティバルの一環として、ニューヨークのソングライツ・アポセカリー・ラボにて対面式インスタレーションをオープンし、同僚の研究者や親しい音楽家たちと一緒に、ニューヨークのラボで10日間の作業を行う予定。一般の方々との「シェアバック」セッションも予定されているとのことでそれを心待ちにしているという。

エスペランサは6月18日(金)と6月25日(金)にも、同じくポートランドでコーリー・キングと制作した他の2つの新曲を発表するとのことだ。