HOME > ニュース >

クイーンのブライアン・メイ 「なぜ6ペンスコインをピック代わりに使い始めたのか?」に回答

2021/06/10 14:07掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Brian May
Brian May
クイーン(Queen)のギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)はピックの代わりにイギリスの6ペンスコインを使用しています。英BBC Radioに出演した際、「なぜ6ペンスをピック代わりに使い始めたのですか? 今でも使っていますか?」と尋ねられ、その理由を語っています。(※番組は2014年放送ですが、音声が最近になってYouTubeに投稿されています)

「今でも使っているよ。以前は、スピードを出すのに良いと思って、とても曲げやすいピックを使っていたんだ。でも、だんだんとピックの硬さが欲しくなってきて、硬ければ硬いほど、弦で起こっていることを指で感じることができるんだよ。それで結局、コインを手に取ったんだけど、ちょうどよかった。 それだけでよかったんだ。ピックの持ち方を変えて、片方の指を曲げるようにしたんだけど、それからはそのままで現在に至っているよ。

6ペンスには、もう一つの大きな利点があります。十分な硬さがあり、接触性に優れているだけでなく、ニッケル・シルバーなどでできているので、スチール弦を壊さないような十分な柔らかさがあります。

また、この美しいギザギザ(※6ペンスコインは縁の部分にギザギザが付いている)は、弦に対して斜めに回すと、美しい種類のスプラッターになるんだ。僕にとってギターは声のようなもので、このスプラッターはギターを語らせるための子音のひとつなんだよ」