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リトル・フィートの評伝『リトル・フィート物語』発売

2021/06/04 19:47掲載
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リトル・フィート物語
リトル・フィート物語
リトル・フィート(Little Feat)の評伝『リトル・フィート物語』(ベン・フォン=トーレス著)の日本語版が亜紀書房から6月25日発売。膨大な資料と綿密なインタビューによって、伝説のバンドの音楽性と内側が明らかになる。日本語版・特別付録として、天辰保文による詳細なバンド関係図付
■『リトル・フィート物語』

著者:ベン・フォン=トーレス 著、丸山 京子 訳
価格:3,278円(税込)
発売日:2021年6月25日
判型:四六判
製本:並製
頁数:456頁
ISBN:978-4-7505-1697-4

<内容>

はっぴいえんどにロックの秘密を教えてくれたのはリトル・フィートだった。
——細野晴臣氏

アメリカLAの60年代、音楽シーンは最も刺激に満ち、フランク・ザッパ、ライ・クーダー、ボニー・レイット、リンダ・ロンシュタット、ヴァン・ダイク・パークス、ジャクソン・ブラウン……多くのミュージシャンが凌ぎを削っていた。

その中で、天才ローウェル・ジョージが率いるリトル・フィートはひときわ音楽ファンを沸かせ、日本でも、はっぴいえんど、矢野顕子らに影響を与えた。

ローウェルが若くして亡くなった後、80年代にバンドは復活、現在もディープなファンを惹きつけてやまない。
膨大な資料と綿密なインタビューによって、伝説のバンドの音楽性と内側が明らかになる評伝の傑作!

《アメリカン・ルーツミュージックの結節点、伝説のバンド、リトル・フィートの評伝・決定版! 》

【日本語版・特別付録】として、天辰保文氏による詳細なバンド関係図付!

【目次】
序章………Prologue
第1章……争う者たち――TheContenders
第2章……リトル・フィート誕生。マザーズと義理の家族たち――TheBirthOfLittleFeat: MothersAndIn-Laws
第3章……おまえの足、不恰好で小さいな――“YouGotUglyLittleFeet"
第4章……フィートのファースト――Feat'sFirst
第5章……足を滑らすのは簡単なこと――EasyToSlip
第6章……二つの列車――TwoTrains
第7章……フィンガーピッキングしたくなる美味しさ――Finger-Pickin'Good
第8章……フィートはしくじらない――FeatsDon'tFail
第9章……これが「最後のアルバム」にはあらず――NotQuite“TheLastRecordAlbum"
第10章……なんだこれは?ウェザー・リポートか――“? WhatIsThis? WeatherReport" 第11章……ウェイティング・フォー・コロンブス――WaitingForColumbus
第12章……雨に歪んで――WarpedByTheRain
第13章……フォーラムからファームまで――FromTheForumToTheFarm
第14章……レット・イット・ロール、再び――LetItRoll, Again
第15章……ライトニング・ロッド・ウーマン――TheLightning-RodWoman
第16章……インターネットで得られるもの'――NetGains
第17章……歩み続けるフィートたち――FeatsWalkOn

■ 解説「無冠だからこそ」――天辰保文
■ 訳者あとがき
■ 索引

<著者について>
ベン・フォン=トーレス(Ben Fong-Torres)
ジャーナリスト、作家、ブロードキャスター。ローリング・ストーン誌、サンフランシスコ・クロニクル紙などを活動の場としている。創刊当初のローリング・ストーン誌の編集者としてキャリアを始め、多くのミュージシャンのインタビューを手掛けてきた。The Eagles、Grateful Dead Scrapbookなど、これまで9冊の著書がある。サンフランシスコ在住。

丸山 京子(まるやま・きょうこ)
来日ミュージシャンの通訳歴35年以上。そのかたわらで音楽本の翻訳も手掛ける。訳書に『恋するふたりーーニック・ロウの人生と音楽』『スティーリー・ダン大事典』(シンコーミュージック)、ポール・ゾロ著『インスピレーション』(アミューズブックス)、『ヴァン・モリソンーー魂の道のり』(大栄出版)、『マドンナ解剖学』(白水社)、『ビリー・アイリッシュ ファンブック』(ぴあ)など多数がある。