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書籍『ジョン・レノン 誰が彼を殺したのか』発売

2021/05/27 19:42掲載
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ジョン・レノン 誰が彼を殺したのか
ジョン・レノン 誰が彼を殺したのか
書籍『ジョン・レノン 誰が彼を殺したのか』がヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスから6月29日発売。ベストセラー作家レスリー・アン・ジョーンズが、ジョン・レノンを描き出す。本書で語られるのは、彼が何をしたかではなく、どう生きたかである。
■『ジョン・レノン 誰が彼を殺したのか』

価格:税込:3,080 円
発売日:2021年6月29日
仕様:A5判縦/408ページ
ISBNコード:9784636972054
著者:レスリー・アン・ジョーンズ
訳者:岩木 貴子

<内容>
ジョンはずっとスターだった。若者にとってはアイドルであり、哲学者でもあった。しかし、人々はあまりにも多くのことを彼に求めた。彼はスターであると同時に、ひとりの不完全な人間でもあったのに。私たちが知っているジョンは、ほんの一部分でしかない。ジョンとはいったい何者だったのか。本当の意味で、ジョンを“殺した”のは誰だったのか。

母親には二度捨てられたとジョンは言う。学校では体罰を受けた。大人になっても人間関係で多くの問題を抱え、他人をひどく攻撃した。家庭内では暴力を振るい、数多の浮気をし、息子に精神的な虐待さえ加えた。そんな彼が、オノ・ヨーコと出会って変わった。ビートルズ人気真っ盛りの頃に、ジョンは仮面を捨てたのだ。

【本書より】
「巷にあふれるジョンのよくある伝記本を書くつもりはなかった。本書はそのような代物ではない。本書では、ジョンの没後40年にあたり、そのいくつもの人生、いくつもの恋愛、いくつもの死を独自に模索している。万華鏡であり、観想であり、内省である。ジョンとは一体何者だったのだろうか? この件について、あの件について、どう思っていたのだろうか?『ジョンの抱える矛盾を理解したい』『いつ、なぜ彼が死んだのかを理解したい』という欲求に駆られて本書を執筆した。」

【目次】
■序章 エコー
■第1章 カム・トゥゲザー
■第2章 捨てられて
■第3章 ジュリア
■第4章 シンシア
■第5章 モナ
■第6章 地獄の業火(インフェルノ)
■第7章 スヴェンガリ
■第8章 5人目(クイントゥス)
■第9章 米国進出(アメリゴ)
■第10章 アルマ
■第11章 生きている間に(リヴィング・イヤーズ)
■第12章 贖罪主(リディ―マー)
■第13章 ヨーコ
■第14章 砂地獄(クイックサンド)
■第15章 啓示(リヴェレイション)
■第16章 変身(メタモルフォーシス)
■第17章 キョーコ
■第18章 メイ
■第19章 再生(リザレクション)
■第20章 再演(リプレイ)
■第21章 最終楽章(フィナーレ)

■コーダ
主なできごと年表〜デイズ・イン・ザ・ライヴス〜
言い換えると
ジョンへのトリビュートソング
音楽作品
参考文献とおすすめツアー

■著者について
レスリー・アン・ジョーンズ(Lesley-Ann Jones)
伝記作家、小説家、TVキャスター、基調講演者。新聞記者として修業を積んだ。ベストセラーとなった『フレディ・マーキュリー 孤独な道化』の著者。ほかに、『Hero: David Bowie』や『Ride a White Swan: The Lives & Deaths of Marc Bolan』などの著作がある。子供時代からデヴィッド・ボウイと親交があり、これまでポール・マッカートニーやマドンナ、プリンスといった超一流アーティストにインタビューしてきた。その多くと長年にわたる友情をはぐくんでいる。3児の母でロンドン在住。

■訳者について
岩木 貴子(いわき・たかこ)
翻訳者。早稲田大学文学部、ダブリン大学文学部卒業。訳書に『大型商談を成約に導く「SPIN」営業術』(海と月社)、『フレディ・マーキュリー 孤独な道化』(ヤマハ)、『CREATIVE SCHOOLS--創造性が育つ世界最先端の教育』(東洋館出版社)、『セールスライティング・ハンドブック 増補改訂版[新訳]』(翔泳社)などがある。