アイアン・メイデン(Iron Maiden)のヴォーカリスト、
ブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)は、新型コロナウイルスのロックダウン中の2020年10月に人工股関節置換術を受けたことを明らかにしています。手術は無事成功。新しい股関節を手に入れた今は「16歳か17歳の頃からやっていなかったウェイトトレーニングをしているんだ。100キロのスクワットもね」と述べています。
6月に海外で放送される『Download: RELOADED』 のアイアン・メイデン特集の前に、<Download Festival>のホストであるカイリー・オルソンのインタビューの中で、ブルースはこう述べています。
「数ヶ月前に新しい股関節を取り付けたんだ。5.5インチのチタンを足に打ち込んだんだ。ステージ上で走り回ったり、ジャンプしたり、40年間左利きでフェンシングをしてきたので、すり減ってしまったんだ」
「この前のツアーは本当に辛かった。前回のツアーの直前にアキレス腱を切ってしまったことも影響している...恐ろしい。2年前のことだよ。縫合してもらって、3ヶ月半後にツアーに出たんだけど、ちゃんと歩けないし、走れないんだ。それで、ステージ上でやっていたことを修正したんだけど、誰もわからなかった。驚いたよ」
ブルースは変更を加えても、ツアー中は「腰が痛くてたまらなかった」と述べています。
パリに戻ってフェンシングを再開したときも痛みは消えず、新型コロナウイルスのパンデミックでロックダウン中も痛みに悩まされたという。
股関節の医師から変形性関節症と診断されたブルースは手術を選択しました。
ブルースは医師に「10月にしよう。セーフティーカーが出てくると、ハミルトンは新しいタイヤを探しに行く。だから、10月にそれをやろう。来年はツアーに出るかもしれないからね」と言ったそうです。
「知らなかった。しかし、永遠の楽観主義者である俺にとっては、それは最高のことだったんだ。新しい股関節を手に入れた今、俺はトレーニングやフェンシングを再開した。本当に信じられない。理学療法を受けながら、16歳か17歳の頃からやっていなかったウェイトトレーニングをしているんだ。100キロのスクワットもね。自分の体ができるということは、精神的にも素晴らしいことだ」。
ブルースは2015年に、舌の裏にできた癌性腫瘍の化学療法を受けて成功しています。