HOME > ニュース >

巨大な映画絵看板300以上を掲載 書籍『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』発売

2021/05/22 20:22掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク
昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク
腕が動く『キングコング対ゴジラ』の巨大看板、名シーンが盛り込まれた『ローマの休日』の看板、10メートル近い主演スターたちの切り出し看板――。かつて日本の映画館や劇場街に掲げられていた「巨大絵看板」の数々を掲載した書籍『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』がトゥーヴァージンズ から6月16日発売。国内外の名作300以上の絵看板写真を厳選し、すべての映画解説も収録。



■『昭和の映画絵看板 看板絵師たちのアートワーク』

<内容>

都築響一氏 推薦!
====================
映画がスターという地上の星たちのもので、
スクリーンが銀の幕だったころ、
絵看板は空に浮かぶ巨大な予告編だった
====================

腕が動く『キングコング対ゴジラ』の巨大看板、
名シーンが盛り込まれた『ローマの休日』の看板、
10メートル近い主演スターたちの切り出し看板――。
昭和の映画全盛期、映画館や劇場街には「手描きの絵看板」が掲げられていた。
本書は、大阪ミナミで絵看板を制作していた工房「不二工芸」の貴重なアーカイブから、国内外の名作300以上の絵看板写真を厳選し、すべての映画解説も収録。今はなき劇場街の賑わいをビジュアルで楽しめるだけでなく、映画看板の写真を通して戦後の映画史を総覧できる一冊。
また、映画看板の作り方、手作り絵の具の話、劇場での失敗談などの詳細を元看板絵師たちに聞いたインタビュー「元映画看板絵師たちの記憶」なども収録。