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4月に体調不良で入院したジェイソン・ベッカー 退院後初めてメッセージ発表

2021/05/22 18:32掲載
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Jason Becker - Photo by Paul Haggard
Jason Becker - Photo by Paul Haggard
カコフォニー(Cacophony)デヴィッド・リー・ロス・バンドでの活躍で知られるジェイソン・ベッカー(Jason Becker)。30年以上、ALS(筋萎縮性側索硬化症)によって体の自由を奪われながらも家族や仲間の支えで作曲家として現在も創作活動を続けているベッカー。4月に体調不良のため入院していた彼が退院後初めてメッセージを発表しています。ベッカーは「何ヶ月にもわたって体調不良に悩まされ、もうダメだと思った」と述べています。

「こんにちは、みなさん。

何ヶ月にもわたって体調不良に悩まされ、もうダメだと思っていましたが、ようやく自分の気持ちを取り戻しつつあります。改めて、皆さんの祈りと願いに感謝します。僕はそのエネルギーを感じ、とても感謝しています。皆さんがそこにいることを知るのはとても良い気持ちですし、皆さんの優しさとサポートは僕の目に涙を浮かべさせます。

Herman Liさん、Naylaさん、Colleenさん、Stephenさん、Amyさん、そして時間とギターを提供してくれたミュージシャンの皆さん、僕のために心を込めて音楽を作ってくれた皆さんに、どうやってお礼を言えばいいでしょうか? 皆さんの愛情のこもった言葉や行動は謙虚で、僕は光栄に思います。皆さん、ありがとうございます。僕はあなた方一人一人のおかげで、信じられないほど幸せです。

これからは、体力の許す限り、コンピュータにアクセスして、すべてのことについていくようにしたいと思っています。何かしらの形で音楽に戻れるようにしたいと思っています。

心の底から感謝しています。あなた方がいなかったら、僕の家族も僕もここまで到達することはできなかったでしょう」

3月から、ベッカーの音楽を讃え、寄付を募るため、ドラゴンフォース(Dragonforce)のギタリストであるハーマン・リ(Herman Li)がホストを務め、多くのギターヒーローたちが参加したネット・イベントが行われました