「この木なんの木」「南の島のハメハメハ大王」『うる星やつら』主題歌など 作詞家の伊藤アキラが死去
2021/05/22 15:26掲載
伊藤アキラ CM WORKS ON・アソシエイツ・イヤーズ
「この木なんの木」などのCMソング、「南の島のハメハメハ大王」など子供に人気の曲、テレビアニメ『うる星やつら』の主題歌など、時代を超えて親しまれる数多くの人気曲を手掛けた作詞家の伊藤アキラが死去。5月15日に急性腎不全のため横浜市内の病院で亡くなっています。80歳でした。
本名は伊藤皓。1940年8月千葉県生まれ。放送作家で音楽家の三木鶏郎に師事し、CM音楽などの作詞を始めた。歌謡曲やアニメソング、コミックソング、CMソングまで老若男女、時代を超えて親しまれる名作1000曲以上を手掛けた。
CM曲の代表作は
「この木なんの木」(日立の樹)
「パッ!とさいでりあ」(新興産業)
「幸せの青い雲」(青雲のうた 日本香堂)
「やめられない、とまらない」(カルビー かっぱえびせん)
「ただいまのあとは」(明治製菓 (現・明治) イソジンうがい薬)
「嵯峨野さやさや」(愛染蔵)
「小山ゆうえんち」
「きのこの山」(明治製菓 (現・明治))
「しあわせって なんだっけ」(補作詞。キッコーマン ぽん酢しょうゆ)
など。
アニメでは
「ラムのラブソング」(『うる星やつら』オープニング)
「Lはラブリー」(『The・かぼちゃワイン』オープニング)
「ストップ!! ひばりくん!」(『ストップ!! ひばりくん!』オープニング)
などを手掛けた。「はたらくくるま」「南の島のハメハメハ大王」など子供に人気の曲も手掛けた。歌謡曲では渡辺真知子さんの「かもめが翔んだ日」、フォーリーブスの「ブルドッグ」などがヒットした。