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プリテンダーズのクリッシー・ハインドによるボブ・ディランのカヴァー集 全曲公開

2021/05/21 00:38掲載
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Chrissie Hynde / Standing in the Doorway: Chrissie Hynde Sings Bob Dylan
Chrissie Hynde / Standing in the Doorway: Chrissie Hynde Sings Bob Dylan
プリテンダーズ(The Pretenders)のフロントウーマンであるクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)による、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のカヴァーアルバム『Standing in the Doorway: Chrissie Hynde Sings Bob Dylan』。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。







アルバムは5月21日にデジタルリリースされ、8月20日にはCDとアナログレコードでも発売されます。

ハインドのディランのカヴァーは、プリテンダーズのギタリストであるジェームス・ウォルボーンと共にロックダウン中に始めたもので、「Dylan Lockdown Series」としてYouTubeでミュージックビデオ9曲が公開されています。

このプロジェクトは、新型コロナウイルスのパンデミックで活動を休止したことや、ディランの最新アルバム『2020's Rough and Rowdy Ways』(2020年)に触発されたものでした。

ハインドの声明の中でこう述べています。

「昨年ロックダウンが始まって数週間後、ジェームスがディランの新曲“Murder Most Foul”(※1963年のジョン・F・ケネディ殺害事件について歌った曲)を送ってくれた。この曲を聴いて、私のすべてが変わった。それまでの憂鬱な気分から解放されたの。ケネディが撃たれた日、私はどこに座っていたか、曲の中で言及されていることをすべて思い出した。ボブは何をやっても、どこかで笑わせてくれる。彼は何よりもコメディアンだからね。いつも面白くて、いつも何か言いたげなの。ジェームズに電話して“ディランのカヴァーをやろう”と言ったのが、すべての始まりです」

彼女とウォルボーンは、ディランの作品の中からお気に入りの曲のいくつかを選び、ウォルボーンが携帯電話でアイデアを録音し、それに対してハインドがヴォーカルを入れ、両者のテイクをプロデューサーのチャド・ブレイク(U2、アークティック・モンキーズ、フィオナ・アップル)に渡してすべてをミックスしてもらうという流れで作られています。

以下は「Dylan Lockdown Series」をまとめたプレイリスト

■『Standing in the Doorway: Chrissie Hynde Sings Bob Dylan』

01. In the Summertime
02. You’re a Big Girl Now
03. Standing in the Doorway
04. Sweetheart like You
05. Blind Willie McTell
06. Love Minus Zero / No Limit
07. Don’t Fall Apart on Me Tonight
08. Tomorrow Is a Long Time
09. Every Grain of Sand