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ポール・ギルバート、イングヴェイ・マルムスティーンと初めて会った『YOUNG GUITAR』2003年3月号の表紙撮影を振り返る

2021/05/13 13:06掲載
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YOUNG GUITAR2003年3月号
YOUNG GUITAR2003年3月号
MR.BIG等で知られるポール・ギルバート(Paul Gilbert)は、Ultimate-Guitar.Comのインタビューの中で、『YOUNG GUITAR』2003年3月号の表紙のためにイングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)と初めて会い、一緒に写真撮影をしたことを振り返っています。

「イングヴェイに初めて会った時のことを覚えていますか?」と尋ねられたとき、ポールはこう答えています。

「初めて会った時のこと...面白くもあり、同時に恥ずかしかったね...。彼に会ったのは、僕が彼をからかったフォトセッションの時だった。彼の“ビッグ・エルヴィス”時代で、彼は“痩せたイングウェイ”から“大きなイングヴェイ”になっていた。

日本での出来事で、僕は70年代のエルヴィス(プレスリー)の衣装を借りて、(痩せた)エルヴィスに扮して写真撮影をした。イギリスで言うところの、彼をからかうようなことをした。

幸いなことに、彼は僕がそんなことをしているとは知らなかった。でも後になって、僕がマーシャルのところにいたとき、彼のツアーマネージャーがそこにいて、その人は彼の奥さんの妹か何かだった...僕たちは紹介されて、“ああ、ポール・ギルバートね...、”
と言い、何かを言ったあと、彼女は僕を見て、“ちょっと待って...エルヴィスの衣装を着ていた人よね!”と言って怒っていました。それは当然のことで、僕がしたことは良くないことなので言い返せなかった。

僕はあまりイタズラ好きではないけど、たまにはやらないといけないこともある。彼女は僕が何をしたのか知っていた。僕は、イングウェイと一緒に雑誌の表紙を飾ることができるなら、それをやらなければならないと思ったんだ。

幸いなことに、彼女は僕がかなり無害な男だということを理解してくれたようで、僕を解放してくれた。彼女が我慢しなければならなかったことが何であれ、イングウェイの場合は、僕のちょっとしたイタズラも、彼の力に比べれば大したことはないでしょう」