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『ザ・シンプソンズ』 ザ・スミス/モリッシーにインスパイアされたエピソードで放送したパロディ曲を正式リリース

2021/05/12 11:41掲載
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Quilloughby / Everyone Is Horrid Except Me (And Possibly You) [From
Quilloughby / Everyone Is Horrid Except Me (And Possibly You) [From "The Simpsons"] [feat. Lisa Simpson] - Single
米アニメ『ザ・シンプソンズ』は4月、モリッシー(Morrissey)ザ・スミス(The Smiths)にインスパイアされたエピソードを放送。このエピソードに登場した架空のインディーズ・バンドThe SnuffsのシンガーQuilloughbyが劇中で披露した楽曲「Everyone Is Horrid Except Me (And Possibly You)」がデジタル/ストリーミングでリリースされています。YouTubeほかで聴けます。

4月に放送された「Panic On The Streets of Springfield」というエピソードは、リサ(シンプソン家の長女)は1980年代のインディーズ・バンドThe Snuffsの過激なビーガン(菜食主義者)のシンガーQuilloughbyに夢中になる。しかし、彼女のアイドルが太りすぎの移民排斥の肉食主義者になっていたことが分かり、彼女の夢は打ち砕かれる、という内容でした。

今回リリースされた「Everyone Is Horrid Except Me (And Possibly You)」は、80年代後半のザ・スミスや90年代前半のモリッシーのソロの曲調や歌詞を再現したパロディ・ソング。劇中でQuilloughbyの声を担当したベネディクト・カンバーバッチとリサ・シンプソン役のイヤードリー・スミスが歌うデュエット曲で、ニュージーランドのミュージカル・コメディ・デュオのフライト・オブ・ザ・コンコルズのブレット・マッケンジーによって書かれています。エピソードの中では一部しか聴くことができませんでした。

なお、モリッシーはこのエピソードのジョークを面白く思っておらず、資金があれば『ザ・シンプソンズ』を訴えると言っています。