HOME > ニュース >

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 楽曲群の権利を153億円で売却へ 米誌報道

2021/05/04 12:53掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Red Hot Chili Peppers
Red Hot Chili Peppers
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)は、彼らの楽曲群の音楽出版権(著作権)をHipgnosis Songs Fundに約1億4000万ドル(約153億円)で売却するという。米ビルボード誌やVarietyなどが事情に詳しい関係者に確認したと報じています。各メディアは共に、現時点で契約が完全に終了したかどうかは不明だ、と伝えています。

ビルボードの報道によるとレッド・ホット・チリ・ペッパーズの楽曲群は、法律事務所のMyman Greenspan Fox Rosenberg Mobasser Younger & Light LLPのマネージングパートナーであるエリック・グリーンスパン弁護士の指導のもと、Moebetoblame Musicによって管理されています。情報筋によると、グリーンスパンはバンドのために取引を仲介したそうです。また、バンドの楽曲群は500万ドルから600万ドルの音楽出版社の取り分を生み出していると報告しています。

Hipgnosis Songs Fundは、以前にビヨンセ、エルトン・ジョン、アイアン・メイデン、ガンズ・アンド・ローゼズなどのマネジメントを手掛けた音楽業界のベテラン、メルク・マーキュリアディスによって2018年に設立された音楽出版社で、音楽の印税を収入源にしています。

同出版社は、今年になって、ニール・ヤングの半分に加え、フリートウッド・マックのリンジー・バッキンガム、プロデューサー/起業家のジミー・アイオヴィン、シャキーラの楽曲群の音楽出版権(著作権)を獲得しています。

音楽出版社は、著作権を譲りうける代わりに作家のつくった曲が色々なところで使われるようにレコード会社、テレビ局などへのプロモートを行い、音楽が使われたときに発生した使用料を作家と分け合います。